3月決算が出揃ってきた。その中で、有名ショッピングモールの売上高を取り上げる。
但し、流通総額には、オークションやトラベルなどの関連事業による売上も含む点を注意してみてほしい。
まず、ヤフーショッピング。
流通総額:8999億円 14.4%増
ストア数:1万4699店 55.6%増
ここにきて、ヤフーショッピングへの出店数が急激に伸びている事が顕著である。
今年より、ショッピングモール単独の事業売上は公開されていない。
次にDeNA。
流通総額:1040億円 28.4%増
ストア数:2317店 0.3%増
ストア出店数は、モバイル中心に移行中という事もあり、PC単体では減少しているようだ。
au オークションとの同時出店なども行える事も含めると、売上を伸ばす為の条件が整ってきている。
出店する側としてはチャンスかもしれない。
そして楽天。但し、楽天は、12月時点の数字である。
流通総額: 8364億円 48.5%増
ストア数: 18637店 22.9%増
楽天はさすがに、安定感のある成長を続けている。
ちなみに、毎月700店程度の増加と400店程度の減少で増加しているようだ。
店舗の増加と流通量の増加はある程度つりあっているような感じであるが、毎月2%の店舗が入れ替わるとなると、やはり厳しい世界ではある。
しかし、これら全体の状況をみると、それぞれのモールが異なる戦略をとり、別個の顧客層を確保している。
最初は、商品に応じて、出店先を選ぶのが重要であるといえるだろう。
また、このデータを見る限りでは、ある程度の売上が確保できている状況なら、他のモールにもどんどんチャレンジしていくとよいといえる。特に楽天から他の店舗を出店する場合は、手数料分の差益が増える傾向にあり、うまく顧客の移行を行えれば収益構造が改善される場合が多いだろう。