「WRAPPED!~best of RAP]発売記念イベントとCDの感想。 | FRAPER~「RAP」という名のGIRLS PUNKバンド

「WRAPPED!~best of RAP]発売記念イベントとCDの感想。

3日3日、いよいよアルバム発売日でした。

私は何故か、前日には入手出来て、聞くことが出来て

その出来栄えの素晴らしさと、装丁の豪華さにただただ圧倒されました。

SNSに謎の告知があってから1年近く?

それだけの歳月をかけて作られたのだという実感。

公式だからこそ出来るクォリティ(実は、海賊版CDは購入してあります)

 

そして発売記念ライブ、行くか迷いましたが行って良かった!

そこでしか聞けない裏話が沢山だったのです。

録音しとかなかったのが悔やまれますが、記憶から一生抜けないでしょう。

その場はとにかく満員電車のように身動き出来ない状態なので写真も撮れず

ROUGEさんのブログから写真を頂きました。

行って良かった。もう泣きそうな気持を押さえられませんでした。

森本在臣さんが司会進行をされていて、色んな質問の中で

「RAPの曲作りは独特と聞きましたが」との質問にルージュが

「まず詩ありきで、詩があって、それにメロディを付けた状態をメンバーに持って行き

その後、それに各パートが音を付けていく感じです。

だから、歌詞をきちんと読める装丁にしたかった」との事で

そういえば曲作りの方法って一度も聞いたことなかったなとか

RAPのどの曲も、演奏無しでも歌える曲ばかりだなとか納得したのでした。

 

だからhttp://blog.turkistan.moo.jp/?day=20061022このサイトの方も

行く先々、外国で歌っていらしたのだなと。私も日常的に口ずさみます。

 

「だから、RAP解散後に他のバンドやったけれど長続きしなかった」と。

ルージュがオリジナルメンバーに拘った理由がわかりました。

あと、触れられてませんでしたがRAPは変則チューニングをしていて

半音高い音で全てチューニングしてるらしく、

コピーバンドの音を聞いても?なのはそれか!とコードも全て半音高い。

今更ながらにニシキが「だからよく弦が切れるのよ」と言っていた言葉を思い出しました。


CD、他で予約していたのですが当日も買ってしまいました。

そして、私と名乗らずサインして頂きました。

特典のステッカーと、来場者プレゼントのチロルチョコ。

これはミサが用意したそうで感謝のしるしだそうです。

レーベルは「JP DOLL」とこだわっています。

裏ジャケっとも素敵です。

中を開けるとこんな感じで右はピクチャーCDでポスターのイラストでした。

そして左はブックレット。

歌詞もとても読みやすいです。

バイオグラフィーもとても詳しく、森本さんのRAP愛が詰まった解説です。

森本さんはMixi時代から再発を望まれる運動をされていらした方で

現在もアーティストとしてご活躍されています。

素晴しいのはRAPの再発を望む声を公式ファンサイトに寄せられたものが

全部載せていてファンがどんなに再発を待ちわびていたのが解りますし

これだけでもRAPというバンドがわかるような気がします。

 

改めて歌詞を読みながら聞くと、ルージュって預言者か!?と思います。

少なくとも40年近い前、10代の少女が書いた歌詞とは思えず

2024年の現在を予言しているものも沢山です。

ロックマガジンは衰退し、戦争はいつも何処かで起こっていて

3.11のような震災が起きて、少子高齢化も問題になっていて。

 

ルージュは「本当は4枚で1本の映画みたいな作品にしたかった」と言っていて

具体的にピンクフロイドの「ザ・ウォール」を挙げていました。

そういえば「NOT FOR SELL」はそれにインスパイアされた歌詞だと聞いた記憶があります。

いつかそれも実現されるといいなと節に願います。

 

本当はRAPとしてRAPの曲のライブが聞きたいですが。

 

今後、ルージュとミサがプロモーションで各地に行くと言っていました。

各地でこんなイベントなのかな?どんな感じかわかりませんが

まだまだ支援すべき所が沢山なので、売れて欲しいです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQYVSQ37?tag=rouge0c-22&linkCode=osi&th=1&psc=1