昨日、車を運転している時、
真後ろから
スピードを上げて近づいてくるトラックが
トンネルの壁にぶつかって

クルクル回って
反対側の壁にぶつかって止まる
という事故を目撃しました。


その時の音がすごく大きくて、

バックミラーで
トラックがクルクル回って
壁にぶつかる様子が見えていたので、
とても怖くなって、
血の気が引きました。


事故の後、
車を止めてドライブレコーダーを確認すると、

トラックはスリップしたのか、
トンネルの壁に自らぶつかりに行っていました。

これに巻き込まれたら
きっと死んでいたと思います。


ほんの数秒違えば、
トラックが横から突撃してきて、

トンネルの壁とトラックに挟まれて、
命はなかったなと、
本当に怖くて、手が震えました。


たまたま偶然ほんの数秒前を走ってたから
事故を避けられたと思うと、

偶然のタイミングで
交通事故で亡くなる方もいる中で、

今回、私は何事もなく、
今日を迎えられていることを
当たり前に思ってはいけないなと
改めて思いました。


息子を亡くした時、
私が死んでいてもおかしくなかったと
何度も思いましたし、

むしろ自分が
息子の代わりに死にたかったと
何度も何度も思いました。


何で自分だけ助かって、
息子を1人で死なせてしまったのか。

この後悔と罪悪感は一生付きまとうと思います。


でも、昨日、
偶然のタイミングで事故に合いそうになると、

今、死ぬことがとても怖くなりました。


今生きているこどもたちを残して死ぬことが怖い。


一方で、
死んだら長男に会えると信じているから、
死ぬこともある意味では楽しみでもあるのです。


そういう複雑な感情が、
6年経ってもなおあって、


でも6年前に比べると、

確実に前向きに
生きることへの希望は
見出せていると思います。


積極的に死にたいわけではないけれど、
息子に会えるなら死にたいと思っていたあの頃。


時が経って、

生と死について、

自分の中で捉え方や感じ方が
変わっていたことを
実感しました。