今年も残すところ約14時間。


この一年はあっという間で、

色々あった一年でしたが、

過ぎ去るのも早い一年でした。



今年の初めは、

ニュースおかえりのインタビューでスタート。

成人式あたりに自宅で取材を受けました。


その頃は、裁判の結果が

どうなるかわからなくて、


負けたら、

負け犬の遠吠えになる


それは辛いなと、

年末年始も、

ねむれなくなるくらいの

プレッシャーを感じていました。


当初から裁判の勝ち負けはどうでもよくて、


妊婦さんや

これから妊娠を希望されている人に対して、


妊娠出産に関する知識や

出産に関する様々なリスクを鑑みた上で、


後悔のない選択をして欲しい


そういう気持ちで約5年頑張っていました。


しかし、

いざ、判決が目の前に迫ると、


負けたら何も伝わらない


そういうプレッシャーを感じていました。



1月に裁判の判決が出て、

結果は、全面勝訴で、

息子が亡くなったのは、


あの病院で出産したから


逆に言えば、


あの病院で産んでなければ、

息子はまだ生きていた


そのことを証明できたように感じました。



息子が亡くなった直後から、

息子の死に対して、


防げた死であるのことを

ずっと、信じてきたので、


それを認めてもらえたこと、

後ろ盾ができたことは

嬉しかったのですが、



一方で、

私の選択が息子を死なせたと思うと、


息子に対する罪悪感はより一層、

強くなりました。



裁判に勝つと言うことは、

過失と因果関係を公に認めてもらえた

と言うことになりますから、


過失がなかったら今も息子は生きていたのに


その事が重くのしかかります。



2月には、東京へ行き、

弁護士の先生にお礼を言って、


親族でディズニーランドに行って、

銀座でお食事会をしたり、


5年間裁判、頑張ったねの

慰労会も行いました。



4月には、

再度東京へ出向き、


厚生労働省で記者会見。

医師会と学会への申し入れを行い、


ニュースおかえりの記者さんにも

同行していただきました。


それが私が息子の医療事故に関して

してあげられる最後の集大成だったように

思います。



5月からは、娘の育児休暇があけて、

仕事と年子育児の両立がスタートしました。


仕事と年子育児に対しては

両立できるのか不安でたまりませんでしたが、


何とか仕事納めまでやり切る事ができて、

家族や職場の人に支えていただいた一年でした。



2024年も

今の状態をキープできることを目標に、


もしかしたら、


春に職場の異動があるかもしれないですし、


4人目をどうするか

(まだ凍結胚がいくつか残っていて、

凍結の継続をしています)


学びたい事があって、

いつから行動するか、


長男のことを通して、

自分にできることをやっていきたいけど

いつから始めよう


とか、


2024年も基本の生活を守りながら、

もう一歩踏み出せる一年になればいいなと

思います。



ブログを通じて、

たくさんの方に出会い、

温かい言葉をいただいて、

ありがとうございました。


今年も一年、大変お世話になりました。


来年もどうぞよろしくお願いいたします。


良いお年をお迎えください。