すぐに入塾の判断ができずに「ちょっと悩んだ」のが、公立の中高一貫校はどうなんだろうという点だったので、そこを念のため書いておきたいと思います。
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我が家の場合、元々「私立中学に入れよう」という考えがあったのではなく、
「娘に、より良い環境で勉強してもらいたい」という考えで中高一貫校に関心を持ったので、
私立の学校を目指すのではなく、公立の中高一貫校を目指してもいいのではないかという考えも持っていました。
一番の理由は、ズバリ経済的な面です。
中学校は本来ならばほぼ無償で通える訳ですし、高校も公立ならば月に1万円程度の負担で通わせることができます。
ですので、本当に私立中学受験向きの塾に通う結論で良いのかと考える時間が必要でした。
(普通は先に考えるのでしょうね、お恥ずかしい…)
結果的には、私立の中高一貫校一本に絞っていくことになるのですが、
公立の学校だけを目指すのはなかなか難しいのかなという結論に至った理由は以下のような点だったかと思います。
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(1)現実的に通学が可能な学校が少ない
我が家は神奈川県在住なので、県立・市立の中高一貫校は5校しかありません。
当然、県内に散らばっていますので、自宅から中学生が毎日通学できる距離にある学校は限られてしまいました。
※調べてみると、東京の方は、都立・区立の中高一貫校が合計で11校ありました。
一方埼玉は3校、千葉も3校なので神奈川よりもさらに厳しいのですね…
(2)試験の形式が、私立中学とは異なる
今から思えば、私立の学校も、入試には学校ごとに様々な特徴があるように思いますし、総合力も必要なのだろうとも思いますが、
当時私が把握できた範囲では、公立の「適性検査」と呼ばれる教科横断型の出題と、私立の教科ごとにわかれた出題とではどうしても勉強方法が違ってしまうのだろうと感じました
(3)作文が苦手
一番気にしたのはこの理由だったかもしれません。
娘も受験勉強をしていく中で、ずいぶんと文章を書くのが上手になったように感じますが、
当時、娘が一番苦手意識があったのは「作文」だったのではないかと思いますし、勉強しても簡単にできるようにはならないだろうと思っていました。
(4)入学試験を1校だけしか受けられない
公立の中学校は、2月3日に一斉に入学試験が行われるため併願はできませんね。
受験勉強をする以上は、地元の公立中学校ではなく、“何かしらのテストをパスして入学する学校”には行ってほしかったので、
当時は、1校しか受験できないのはギャンブルになってしまうのかなぁという印象でした。
※実際には、公立と私立の両方を受験する方はたくさんいらっしゃるので、対応可能なのかもしれないですね。
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本来ならば、塾に通わせようと思い立ってから、こんなことを考えていたのではいけないのでしょうが、
こんな風にのんびりスタートする者もいたということで…
いつか、どなたかのお役に立てば幸いです。
(2019.2.28)
《参考》
・東京都の公立中高一貫校
小石川中等教育学校
桜修館中等教育学校
立川国際中等教育学校
南多摩中等教育学校
三鷹中等教育学校
白鷗高校・附属中学校
両国高校・附属中学校
武蔵高校・附属中学校
富士高校・附属中学校
大泉高校・附属中学校
千代田区立九段中等教育学校
・神奈川県の公立中高一貫校
平塚中等教育学校
相模原中等教育学校
横浜市立南高等学校附属中学校
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校
川崎市立 川崎高等学校附属中学校
・埼玉県の公立中高一貫校
埼玉県立 伊奈学園中学校
さいたま市立 浦和中学校
さいたま市立 大宮国際中等教育学校(2019年開校)
・千葉県の公立中高一貫校
千葉県立 千葉中学校
千葉県立 東葛飾中学校
千葉市立 稲毛高等学校附属中学校
前回、中学受験に(中高一貫校に)興味を持ったきっかけについて書かせていただきました。
今回は具体的に、受験に向けて動き出した頃のことを書きたいと思います。
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(1)具体的に入塾に動き始めたきっかけ
我が家で、中学受験に向けての動きがスタートしたのは小学校4年生の秋でした。
前回書いたように、私(父)が、「娘にも中学校を受験するという選択肢があるのかなぁ?」と、漠然と思っていたところに
奥さんから、すでに受験に向けて塾に通っていたお友達のお母さんから「『◯◯ちゃん(娘)も受験を考えてみたら?』と言われた」という話があり、それをきっかけに一気に受験に向けて動き出しました。
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(2)受験に対する娘本人の反応は?
娘の考えを聞いてみると、迷わず「やってみたい」という反応でした。
多分に親(特に母親)が誘導したという要素があったのかと思いますし、
小学生の娘に、真正面から「あなたは何故中学受験をしたいのか?」と聞いたわけではありませんが、
娘自身が、受験に関心を持った理由は以下の3つくらいだったのではないかと思っています。
1.『女の子だけが行ける学校がある!』
3~4年生くらいだと、男の子と女の子では精神的な成長度合が違っていて、娘はそれにちょっとうんざりしていた様子がありました。その中で女の子だけが行ける学校が有るということに魅力を感じてしまったようです。
(これは元、男の子としては微妙な理由ですね…)
2.『勉強をしっかりやる子だけが行く学校がある』
元々、勉強が楽しいという気持ちは持っていてくれた子でした。
ですので、好きだからもっとやってみたい、自分の得意なことを遠慮なくできる学校があるなら楽しそうだと感じたようです。
3.『塾の勉強は、小学校の授業よりも楽しそうだ』
お友達の話を聞いて、どうやら塾では自分の知らないことをたくさん習っているし、授業も楽しそうだと感じていたようです。
学校には楽しく通っていましたが、もっとやりたいという気持ちは有ったように思います。
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(3)まずは全国テスト(入塾テスト)から
その後の具体的な動きは、『まずは一度、力試しをしてみようか』という気持ちで、受験を勧めてくれたお友達が通っていた「日能研」の全国テストを受けることから始まりました。
以前にも書いたことがありますが、ウチの娘が少し変わっていると思うのは、
『えっ、私もあのテスト受けてもいいの~⁉︎』と喜んでいたということです。
実際にテストを受けてみて、全く歯が立たないということはないということはわかりました。
そして親の方も、テスト中に行われる保護者向け説明会で、
『中学受験にチャレンジする意義』
『大学受験の改革に向けて』
などなどのお話をうかがい、
やっぱり地元の公立中学校ではない選択肢を考えようという気持ちに固まっていきました。
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ただ、実際にはすぐに入塾手続きをしたわけではありませんでした。
日能研カリキュラムでは、「ステージⅢ」という段階が4年生の後期から始まるので、今から思えばすぐにでも塾に入れてあげれば良かったのかな… という気持ちもあります。
ですが、塾に入る前に、当然悩んだこともあったので、その辺りを次回書いてみたいと思います。
いつか、どなたかの参考になれば幸いです。
(2019.2.25)
