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我が家の息子、あっくん(知的障害中等度・自閉症)の成長や日常を綴っています。
この記事の続きです。
家で子供達と待っていた夫は、帰宅した私の暗い顔を見てびっくりしていました。
「え、どうしたの?何か言われた?」
「…他の子よりかなり発達が遅れてるって…病院で検査した方が良いって言われた」
そして、面談で先生に言われたことを話しました。今まで知らなかった息子の保育園での様子を聞いて、夫も「マジか…」と驚いていました。
私は息子を見てもらっている市の保健師さんに電話して、検査を受けた方が良いと言われたことを報告しました。
保健師さんは、
「あ、言われちゃいました?」
という反応でした。保健師さんとしては、まだ様子を見るつもりだったようです
病院に持って行く意見書を書くので、受診する日が決まったら教えて欲しいと言われました。そして、保育園にも意見書を書いてもらうように言われました。
私が保健師さんと電話している間、スマホを見ていた夫が言いました。
「あっくん、自閉症かも」
自閉症については、私も過去に調べたことがありました。
でも、クレーン現象やこだわりが強い、癇癪があるという部分が息子に当てはまらなかったので、違うのかなと思っていました。
でも改めて調べてみると、息子に当てはまることも多く、そこでやっと『発達障害』という言葉を意識しました。
『障害』という言葉が付くことで、一気にうちの子は普通じゃないんだという不安が生まれました。
進学は?
就職は?
結婚は?
無限に広がっていた息子の未来が真っ暗になってしまったような気持ちになり、私は泣いてしまいました。
こういう時、母親は受け止めるのに時間がかかり、父親は切り替えるのが早い、と後々保健師さんから聞きました。
我が家もその通りで、泣くだけの私に対し、夫は「まだ検査しないと分からないんだし、今考えてもしょうがない」という感じ。
でもこの時の私は、夫の切り替えの早さに助けられました。
ひたすら落ち込んでいた私は、病院の予約も、意見書の受け取りも、何もする気になれず、全て夫に任せました
病院の予約が取れたのは、3ヶ月後でした。
予想より早かったのですが、3ヶ月後まで何も出来ないのがもどかしかったです。