前回からの続きです。
新たに会議に参加したフィリピンについて。
フィリピンはきわめて元気で、不動産鑑定評価ビジネスも急速に成長している。
ビジネスチャンスには恵まれているのを直感 した。
マニラでVPC会議を主宰したいと提案があったが、次回は中国になりそうである。
ほかのASEAN諸国は、
先進国のシンガポール、資源国のマレーシアを除けば、経済は順調に成長 している。
タイは日本と同じような高齢化が進展 しているが、
周辺国の安い労動力が流入しており、アジアの製造業のハブの役割を果たしている。
インドネシアは人口が多く、ベトナムは賃金が安い優秀な労働力に恵まれている。
カンボジアは人口構成が若く、成長の余地は大きい。
ASEANへの投資は、日本に比べれば希望に満ちている。
日本は国内マーケットは縮小しており、ASEANへの投資に積極的に取り組むべきと思う。
中国は現在、海外投資を規制 しており、
欧米は保護貿易の風潮などから、日本は先行するチャンスと思う。
中国の台頭、華僑の活躍を見ると、中国語を勉強 しなくてはと思ったが、
残念ながら今からではとても無理だ。
東南アジアの英語に慣れることがまず大切である。
10 年以上付き合っているジョホールバルとシンガポールのメンバーの英語は、いまだに聞き取れない。
永遠の課題である。