冬場~早春にかけてバスを釣るのに非常に重要な要因の1つがこのサーモクラインです。(*^O^*)
何故このサーモクラインの出来る時期にバスを釣るのが難しくなるのか?(>_<)
それはバスがその一番居心地の良い温度の層の中から出たくない、出てまで補食しないからに他ならない訳なんです。
それを証明した出来事が‼️
今から25年~30年程前にアメリカ バスマスターシリーズで有名トッププロのラリーニクソンが(当時ダイワとの契約)来日して琵琶湖で釣りした時に日本の名だたるトッププロ達の前で冬場のバスをサスペンドミノーであっさり爆釣してみせて冬場のバスがボトムから少し浮いてるのを証明してみせた事件が有名なお話しです。~👍
※それまでの日本のバス業界では冬場のバスは冬眠するとかボトムべったりで動かないから重めのジグでボトムをゆっくりスローに動かして釣るのが主流だった。(>_<)
当時の日本のトッププロ達にはこのラリーニクソンのロジックと釣り方は目から鱗が落ちる体験だったそうです。
※元ジャッカルの加藤さん下野さんイマカツもお話しされていました。~👍
現代のバス釣りではバス自体の習性や行動、シーズナルパターンが研究、解読され魚群探知機の進化等によってバスの理解が進んでるのは言うまでもありません。
ただ陸っぱりの釣りに関しては魚群探知機が無いのでバスがボトムからどのレンジに浮いてるのか⁉️
今自分がどの深さのどの水温の層にルアーを入れて動かしてるのかを正確に判断して釣るのは極めて難しくなる訳です。
水深が深ければ深い程、浅くてもサーモクラインは存在しているので厳密に言うと水深が浅ければルアーの存在には気付いてるとは思いますが⁉️
その居心地の良い水温の層を出てまで補食しない場合が多いから冬場~早春は難しいのだと考えられます。(>_<)
例えばボートで今デカイのが釣れてるスィムジグやカバースキャットの釣りは7m~15mのボトムに沈んでる高さのある沈船や漁礁に絡めてその上をギリギリトレースするとボトムの冷たい水を嫌って浮いてる&漁礁や沈船に付いてるデカイバスが食って来る訳です。~👍
実に理にかなった釣り方な訳です。(*^O^*)
このロジックと釣り方を陸っぱりで再現するのが難しいのは言うまでもありません。(>_<)
※しかもそのバスの居心地の良い水温のサーモクラインの層を出ないようにゆっくりスローに横に動かす。
自分で書いてても難しいよね⁉️って思いますもの‼️(TT)
ただ全く無理って訳ではなく⁉️
このロジックを使って陸っぱりで再現する方法の1つがブレイクを深い側にキャストしてボトムを感じながらズルズル引くかスローに巻くと何処かのバスが好む水温の層に差し掛かった時にバスが食って来る可能性がある訳です。~👍
※冬場~早春にボトムのズル引き等で釣れるのは多分このロジックに基づいてると思われます。
皆さんもこのバイトさえも少ない時期だからこそ色々考えてトライ&エラーを繰り返して正解に辿り着いてみては如何でしょうか?👍