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第2話「涙とぬくもり。」
隆が・・・あの隆が・・・・
今、見たのは、嘘に違いないと、
隆が、あたしとではなく、見知らぬ誰かと、腕を組んで、歩いていた
二人の向かった先は・・・
今、見た、あの映像は、何かの間違いか
ドラマの見すぎの、妄想か
記憶をかき消したくなった
あたしは、走って、駅に向かい、電車に乗った
息を切らしながら、空いている席に、
そとんと腰を降ろした
そこからは
窓から見える景色を
何も考えずに、見つめていた
気づいたら、
マンションの屋上にて
一番はしっこに昇っていた
真っ赤に染まった空を見つめていた
そんな空を見てたら、
もう一歩足を前に出して、空に近づこうとしたい衝動にかられた。
「まだ、空へ飛んでいくのははやいでしょ。」
後ろから、声をかけらて、振り返る。
「あなた・・・誰?いつからいたの?」
黒髪の目の綺麗な男の人は
「さっきから、ずっと。君が来る前からいたんだけど。気づかなかった?」
「気づかなかった・・・あなたに声をかけられるまで・・・」
「俺、俊哉。よろしく。」
そういって、俊哉は、手を差し伸べた。
思わず、その手に触れた瞬間、
手首を力強くつかまれて、
俊哉の胸に飛び込むかたちになった
一瞬のことで、頭は真っ白だった。
ふわっと、優しいにおいがして、
俊哉は、
「危ないこと、するなよ。冷や冷やさせんなよ。」
そういって、力強く、抱きしめた。
暖かいぬくもりを感じた瞬間
目頭が熱くなった
ぽろぽろととめどないものが
目からこぼれていった
なんだか分からなかった
いつもと変わらない日常が
ぐるぐると回転していって
開けてはいけないパンドラの箱を開けられて
見てしまったあたしは
はじめて、会う人に抱きしめられて、胸のなかで、
号泣しているんだから
第3話へつづく・・・
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俊哉くんのイメージは 小池徹平君です。
隆はのイメージは 妻夫木聡くんです。
あくまで、あたしのイメージ像なので、読む方によっては、イメージは違うかも
しれませんね。
続きは、また明日以降で。毎日UPできるかは分かりませんが。
あたしの精神と体力が影響しますので、あしからず・・・。
↓いきなりそんな展開? ぽちっとな。
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