5月に入りました。

連休だア~・・・・

 

それもある。

 

でも。そう。今年2024年5月1日は「イモラの悲劇」から30年目なんです。

 

おじさまは当時19歳。

 

色々とギラギラしてた頃です。「積みプラ」も凄かったな・・・・

 

F1は大好きで地上波で見てました。

 

94シーズン。それまでの「セナVSマンセル」や「セナVSプロスト」と言う対決は

 

二人とも引退してしまったので見れなくなってしまいました。

 

ここからはセナがギラついた「若手達」をようやく乗れたウイリアムズのマシンで迎え撃つ時代。

 

さてどうなる?

 

・・・長くなるんで、そこいらの話は他の方のブログやXを見てね。長々と書いてくれてるはずです。

マクラーレンのキットです。

 

セナのマシンは87年のロータス99Tから 89年のマクラーレンMP4/5以外は、ほぼ

キット化されてました。

 

(画像は某オクより拝借してます。)

マクラーレン MP4/5 1989 (プラモデル) パッケージ1

何とフジミさんから1/20のMP4/5は出てたんですね。

 

これで補完出来るんだ。

 

マクラーレン MP46 Honda_1

でも僕は正直マクラーレンホンダのパッケージングは嫌いでした。

 

時代遅れの雄型モノコック。

 

トレンドから取り残されるエアロダイナミクス。

 

 

重そうなエンジン(ホンダさん。申し訳ない)

タミヤから1/12が売られたフェラーリ641/2の方がずっと良いマシンでした。

 

リアウイングの角度を見て下さい。

 

フェラーリは「寝てます」(ちなみに鈴鹿)

 

マクラーレンはいつも「Marlboro」がハッキリ見えるくらいに「立ってます」

 

時代遅れの空力に強力なホンダパワーの為、いつもダウンフォースを上げていないと

 

セナでもコントロールが困難なマシン。それでもチャンピオンを獲れるのはセナの

 

「腕」でした。

 

Michael Schumacher, Benetton B192 Ford and Martin Brundle, Benetton B192 Ford pass Ayrton Senna, McLaren MP4-7A Honda

さらに92年は相変わらず時代遅れの空力・雄型モノコック+デカくて重いV12の圧倒

 

的パワーで走る(しかない)コンセプトだったマシンについにセナも嫌気がさし、

 

「ウィリアムズに乗りたーーい」とずっと言ってました。

 

空力の良過ぎるウィリアムズFW14にリアクティブサスを付けたFW14Bは、もはや

 

チートな速さでした。それだけならまだしもV8を搭載するベネトンにも負ける事が多

 

かったのでした。

 

言いたくないが、ホンダパワーに頼り過ぎたコンセプトが

 

ライバルチームからドンドン置いて行かれてる・・・

 

そんな矢先のホンダ撤退!!

 

セナはウィリアムズと交渉してましたが、まさかのプロストが移籍。

 

お先真っ暗なセナ・・・・・

[破損品] 1/20 マクラーレン MP4/8フォード 「グランプリコレクション No.39」 ディスプレイモデル [20039]

しかしF1の世界は面白いのです。

 

ホンダを失ってしまったマクラーレンは他にエンジンを供給してくれるメーカーが無く、カスタマー仕様のフォード(HB)V8で93シーズンを戦う事になりました。

 

McLaren MP4/8 Formula 1 Car Engine

 

しかし、この非力なエンジンでどうやって勝つか?をちゃんと考えて設計されたマシン「MP4/8」は非常にポテンシャルの高いクルマになっていたのです。

 

Ayrton Senna, Monaco

93シーズン。テストで好感触を得たセナは、とりあえず1戦毎の契約と言う

 

現代じゃ信じられん待遇でマクラーレンから参戦。

 

チームとしては「乗らん」のを想定してアンドレッティ・ハッキネンと契約してたの

 

に、横から「ワガママ王子」が乗るの乗らんの言いだし首を突っ込んで来るので本当

 

に迷惑だったと思います。

 

でもちゃんと結果を残して来るからすげーのだ。

TAMIYA (タミヤ) プラモデル 車 1/20 マクラーレン MP4/8フォード 「グランプリコレクション No.39」|トレファクONLINE

93年のセナの「強さ」は箱の横か説明書に載ってますので知らん方は一読を。

 

それまでのコンセプトから真逆の方向へ一新されたMP4/8。

 

 

エンジンが大幅に軽くなりバランスも向上。待望のアクティブサスも付き、戦闘力は

 

ホンダ時代よりむしろ向上してました。

 

SA F1 Grand Prix 1993

それでも最強マシンに乗るプロスト教授や成長著しいシューミ―は手強く、シーズン随所で、この3台の争いが見れました。(後半からヒルも加わる。)

 

チャンピオンは獲れませんでしたが、92年よりもずっと生き生きとしていて、

 

セナの真骨頂を見れたのでした。

 

どこかの予選でアタックの邪魔になった右京さんにネチネチ文句を言いに行く。

 

鈴鹿で周回遅れのアーバインが抜き返したのに激怒し、レース後彼を殴る。

 

鈴鹿の表彰台で和解の握手を求めた教授をスルーし、東京中日スポーツ誌上で炎上。

 

最終戦オーストラリア表彰台前にロンデニスに促され教授に握手をしに行き、

ようやく和解する。

 

93年後半のセナは人間味に溢れていたのでした。

 

タミヤ 1/20 マクラーレン MP4/5Bホンダ MP4/7ホンダ MP4/8フォード_2

おじさまの自身のハナシです。

 

タミヤのセナの乗ったマクラーレンのキットは全て買ってました。

 

無論1/12 MP4/6もです。

 

しかし一台も完成させる事なく「積み」・・・・・

 

そして結婚を機に全ての積みプラは「処分」してしまいました・・・・・・・・・。

 

 

個人的に気に入ってたのはMP4/7とMP4/8でした。

 

前者は失敗作だった実車を「タミヤディフォルメ」してありノーズが細身でカッコ良

 

いです。嫌いな雄型モノコックの「合い」もよかった。

【AS 11/30・15】 TAMIYA タミヤ製 F-1シリーズ マクラーレン MP4/8フォード 1/20スケール プラモデル レーシングカー 箱変形有り 現状品_6

mp4/8は、ここを青くしてくれた方って天才なんじゃないかと思います。

 

以上!!