僕は、プラモ作りの愉しみの一つが「構造を見て学ぶ」って事だと思ってます。
F1をかつて組んでた頃、モノコック・エンジン・サスペンションと独特の構造を作りながら知る事が出来ました。
このアメリカレベル製(モノグラム)のバイパーは、元々「ミニカー」の物を組み立
てキットにしたらしく、再現性は同じアメリカの「AMT」製の方が良く出来ています。
しかし、シンプルながらコチラも良く再現されており、バイパーの「骨格」を学べます。
組んでる途中ですが(ヘッドカバー等の装着はボディ合体後に行われる)
巨大なV10エンジン。車体の半分をこれが占めます。
ホイールベースが短いので、ミッションからリアデフまで僅かしかありません。
それを繋ぐ短いプロペラシャフト。
底面。
レーシングカーのようなほぼ「フラットなボトム」
スリット状になっているのはダウンフォースを産み出すためか?
排気管のような物も彫刻されています。
なるほどコレを通ってあのサイドマフラーから排気されるのか。
足回りはフォーミュラマシンのような「Aアーム」の付いた4輪ダブルウィッシュボーン。
オーソドックスな作りをしてるアメ車のイメージをひっくり返してきます。
それもそのはずシャーシを作ってるのは当時提携下にあった「ランボルギーニ」だそ
うです。納得だな。
これに「キャビン部」を仮組み。
(実際はボディ側に固定する。)
夏場は「暑そう」だなこれ。
ホイールはクレオスの「スーパーアイアン」です。
R32GT-Rの純正アルミとかに使えそうな色合いだな。
つづく。