漢方、わたしの試行錯誤〈前編〉 十全大補湯・香蘇散 | 香りと、養生と、やわらかな記憶の話。50代ひとり暮らし。

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レトロ寄りの香水と香りものコスメが好き。
気血両虚のやや気滞。
最近古い家に引っ越して、小さな庭を楽しんでいます。
昔の思い出などもときどき綴ります。
コメントはお返しできませんが、読んでくださるだけで嬉しいです。

漢方だから安全、とは限りません。

体質に合わなければ

不調が出ることもあります。

飲めばすぐに体調が良くなる

というわけでもありません。

ここでは、私が実際に試してきた

漢方のあれこれを記してみます。




十全大補湯

疲労感と不眠に悩んでいた頃

最初に処方されたのがこの漢方でした。

1日3回、食前に服用。

最初の1週間で劇的に疲労感が改善したものの、

不眠は悪化し、お腹を壊すように。

胃もたれも始まりました。


別の漢方医に相談すると

「あなたには少し強すぎる」とのこと。

血行を促す作用があるため

夜に飲むと目が冴えるそうです。

(夜のコーヒーのようなもの、と

私は理解しました)


また、胃弱の人には

やや重い成分(地黄など)が含まれるので

食後に飲むか半量にするのがよいと

アドバイスを受けました。

午前中に薄めた十全大補湯を

飲むようにしてから

ちょうど良く効くように。

今では自分なりのバランスで

付き合っています。

今ではとても心強い味方です。



香蘇散

以前は風邪の初期に飲んでいましたが

気持ちの落ち込み対策として飲み始めたとき

数日後に軽い下痢のような症状が出ました。


そのまま様子を見ていたのですが

次第に下痢がひどくなりました。

一度服用を止めてみると下痢も治りました。

特徴としては

腹痛や不快感はまったくなかったことです。

どうやら身体の中の滞りが

一気に流れすぎたのかもしれません。


私の場合は気滞体質。

香蘇散が体内の気の巡りを良くしすぎて

一時的に“デトックス”のような

反応が出たのかもしれません。

数日間あけて少量ずつ

服用を再開すると問題はなく

体調も気分も安定しました。


“好転反応”や"めんげん"という言葉は

誤解を招くこともあるので

慎重に使いたいところですが

人によってはこうした変化もある、

という一例として。



十全大補湯も香蘇散も

どちらも私の体調や気分に

大きく関わってくれる大切な漢方です。

けれど、いつも優しいだけではない。

身体に合わない取り入れ方をすると

戸惑うような変化を感じることもあります。


私はそうした体験を通して

漢方との付き合い方、

自分の身体の性質というものを

少しずつ理解できたように思います。


次の記事では

婦宝当帰膠・小青竜湯・葛根湯について

さらに私の試行錯誤を綴ります。

👉 後半はこちら。『漢方、わたしの試行錯誤〈後編〉婦宝当帰膠・小青竜湯・葛根湯』婦宝当帰膠漢方のシロップタイプです。病院処方ではなく市販品のため少しお高め。服用を始めてると強い眠気と倦怠感に。成分の当帰は水毒傾向(むくみや冷え)のある人に…リンクameblo.jp