夕方、お向いの親子が道路でボールを蹴りながら遊んでいた。

サッカーの練習のようでもあり母と子は楽しそうにボールをボーンボーンと宙に浮かせて蹴りあげていた。


……ウチの車が駐車してる目の前で。


色々思う事があった。

まず、道路で遊ぶのは危ないのによく親が許すな~

公園近くにあるのに…

やめて欲しいな…

でも、楽しそうにしてるしな…


………いや、コレ車当たったらとか考えてなくない?


言うべきか我慢するべきか悩んだけど黙認するとこれから先も我慢しないといけない。

窓からなるべく怒ってませんよというような雰囲気を漂わせて言った。


「すみませ~ん。ボール遊びは公園でお願い出来ませんか?車に当たると困るので」


冷や汗いっぱいかいた。

言ったあとから後悔もした。

小心者なのに。

今も言うべきではなかったのではないか?
何度も自問する。

でも、もう時間は戻らないからね仕方ないからね。

無理やり納得させる。

小心者の小さな勇気、
正しかったのかどうかは………知らん。