飼っていた熱帯魚のベタが死んだ。

年数的にも長生きしてくれたし
最後まで頑張って生きようとしてくれた。
泳ぐ事が出来なくなってきて
毎日餌をあげる時「頑張れ!よし、食べれたね!」声をかけて
夜はなるべく水槽の側で姿が見えるように過ごした。

夫と話し合って庭に埋める事にしたけど
私は辛くて土を掘る事に踏み出せなかった。
夫が土を掘って埋めてくれた。
側で見ていた。

ベタが夜寝るから夜はなるべく水槽が暗くなるようにしてた。電気をつけると水槽を見てベタを起こしてないかチェックする癖がついていた。
電気をつけるとあった場所に水槽がない。

ベタがいるから部屋に殺虫スプレーが噴射出来なかった。蚊は自分で叩いてた。

寝る時水温計を見て暑くないか?エアコンをつけると冷えすぎてないか?毎日何度も水温計を見る。

常に水槽を気にしていたし、
ベタと生活を共にする時に生じる不自由は
私には日常だったのに。

水槽のあった場所を日に何度も眺めては
もういないんだと寂しくなる。



目の端でベタがヒラヒラ泳ぐのが見えたら手を止めて水槽を眺めるのが好きだった。
可愛い子だった。



私はベタ郎と過ごせて楽しかったよ。
ベタ郎は私のお世話で少しでも快適に過ごせていたかな?

さみしいよ。