breath again | comme tous les jours

breath again


静かに 静かに 時は埋まり
気がつけば私はそこに浮かぶ

足元を見なければ歩けないと 誰が決めたのだろう
空には必ず星が光ると 誰が教えたのだろう
涙が流れるのは悲しいときだと いつから思い込み
幸せが形になり目に見えると どうして信じているのだろう

繰り返す全てを抱きとめる
速すぎるこの日常に流されて
この体にはいくつもの傷がつき
少しずつ心に染み込んだ水は
思いもかけずに溢れ出す
滝のように 激しく
川のように 静かに
そして
どこかへ

誰かが決めた言葉を その意味を
私たちは辿り行く
ここにしか道はないのか
では
誰がこの道を作ったのか
あまりに与えられすぎた私たちは
作ること
生むことを忘れすぎたまま
ここでこうして涙を流す

当たり前に感じる今が
いつから当たり前になったのだろう

足元が見えなければ 注意深く手を伸ばせ
空に星が見えなくても 必ずその先に星は存在する
誰かの思いの温かさに触れて流れるこの涙
私がここにいること それだけで幸せとも言えるのに

答えがないことを恐れないで
私がすべきことはひとつではなくたくさんでもない
まずここから
そしていつか
そこへ流れゆくまで