メルさんの試練。(再生版) | ともりんともりんのブログ

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2020年12月25日、愛鳥メルは天に帰っていきました。私の心を癒してくれたセキセイインコのメルさんの想い出を中心に、好きなお花や日常を書きたいと思います。

今日は、前回の「メルさん初めての我が家。」の続きです。
前回の記事はこちら。ニコニコ
メルさん初めての我が家。

さて、メルさんセキセイインコ青ですが、不思議なことに家に来てから何故か尾羽がハラハラ抜け落ちてしまいました。
私は最初、環境が変わったストレスで羽が抜けているのかと思いました。
でも、何だか妙な胸騒ぎ。
生まれてまだ2ヶ月。生えたばかりの羽がそんなに早く抜けるの?

何の気なしにネットで調べてみると、とても恐ろしい病気の症状と似ていました。
まさか。。。
その病名はPBFD。(オウム類嘴羽毛病)
サーコウィルスというウィルス感染が原因で発病する難病です。
主な感染経路は感染鳥との接触、感染鳥の糞や脂粉などの空気感染。感染鳥が使った鳥用品を消毒せずに別の鳥につかった場合です。

かかりやすい種類:ヨウム、白色オウム、セキセイインコ。

特に生後1~2年の幼鳥が感染しやすいそうです。

見た目の症状では、羽毛の脱毛、異常な羽が生えてくる、嘴の変形など。

すぐにゴミ箱の羽を、拾い出しネットの写真と比べてみました。

PBFDで抜けた羽には、羽軸が黒い。羽軸が短い。羽軸に血液が付着している。という症状があるとのこと。。。

メルはどうか?
羽軸を調べてみると、普通透明のストローのような軸には、黒い点々があり、短い羽軸もありました。血液の付着している羽は無いけれど、黒い点々と羽軸の短さがとても気になりました。ガーン

もしかしたらPBFDかも知れない。ショボーン
すぐにかかりつけの病院に連絡し、検査をする事になりました。

わかりますか?よく見ると尾羽が無くツチノコのような後ろ姿です。





当のメルさんセキセイインコ青は、羽の抜け以外はとても元気でした。

どうか、違いますように。。。

メルもランのように居なくなるなんて考えるだけで泣けてきました。。。ショボーン

病院の診察の日、通常の診療時間では感染症の鳥さんは診てもらえないので診察外の時間に予約しました。

先生はメルの尾羽、風切羽の抜けた部分をじっくりとご覧になっていました。「月齢の低い段階でこのように抜けるのは、PBFDの可能性がありますね。生体検査をしましょう。」と、仰いました。
メルさんセキセイインコ青採血しました。ショボーン

どうか、違いますように。。。

結果は二週間後です。その間、心配で心配で生きた心地がしませんでした。ショボーン

病院での診察の際、もしも最悪な結果なら結果がわからなくても免疫力を上げる治療はした方がいいとの先生の見解で、インターフェロンの注射を打って下さいました。

PBFDの病気には特効薬もありません。本鳥さんの自分の免疫力でウィルスをやっつけて病気を治すしか治療法はありません。
その治療法としてインターフェロンを使った治療法があるのです。

まだ、男の子か女の子かわからなかった雛のメルさん。セキセイインコ青

あどけないお顔が可愛い。おねがい

二週間後、結果はPBFD陽性でした。

この頃の心境は。
「絶対にお母さんが治してあげるからね!!」と、強い心で立ち向かっていました。

最終目標は陰転です。

でも、どんな姿になってもオハゲちゃんになっても生きて長生きしてほしい。
命だけは助けたい。そう思っていました。

さて、今回の話しはここまでです。
次は「メルさん、PBFDと闘う」です。おねがい

今日はメルさんのお気に入りの「蜂さん」をご紹介します。

メルさんセキセイインコ青のお気に入り。でも、最近はフリフリするようになったのでいざというとき以外は登場しません。てへぺろ
この写真は少し前の写真です。

先日メルさんセキセイインコ青半年ぶりに検診に行ってきました。
こんなときにお役立ちなのが「蜂さん」
いつも病院には一緒にお供してもらいます。ウインク

こちらは帰りの電車の中で。ニコニコ

先生に、元気のお墨付きをもらいました。
ウインク
お疲れ様。メルさん。おねがい


今日は読んで下さってありがとうございました。おねがい

次回は「メルさん、PBFDと闘う」です。