脳下垂体腫瘍体験記2 ~手術~ | 気まま本舗

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★2013年、Contiki(コンチキ)日記、2015年5月、ようやく45日間の旅日記を書き終えました☆
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★2012年、脳下垂体腫瘍経験者による闘病日記をUP。
 4年間で2度の手術体験記書いてます。

~手術~
手術前日の21時以降飲食厳禁。
今回もこれを以って初めて「あぁ手術するんだな…」と実感してちょっと怖くなる。相変わらず自分のことと実感するのが遅い私。

当日は朝から研修医が一人、点滴の針を刺すべくやってきた。
…入らないと思いますが。。
すごくすごく慎重に腕を探られる。何度も何度も針を刺す位置を確かめ…刺したけど当然そのまま入るはずもなく。
途中で止まった針の向きを微妙に調整しながら進めようと…痛ーい!!(>д<、)
結局、眠ってからまた刺し直すからって、一時的に右の手の甲、薬指の下あたりに刺される。
手術室まで数分間と言えど不自由。。
手術室のある階へ降りていき、ここで初めてストレッチャーへ乗せられ、手術室へ運ばれる。
手術室は緑色で、前回入った部屋よりも広いように思えた。懐かしい理科室の匂いがした。
そしてやっぱり手術室入ってからは早い早い。
「血中酸素計る機械、人差し指に付けますねー」「心電図の吸盤付けますねー」「着てるもの取るので少し腰浮かせられますかー」「じゃぁ少し眠くなる薬入れていきますねー。少し腕がピリピリする感じがあるかもしれません。」「マスクするので深呼吸してくださーい」
…そんないっぺんに言われても!!
って思ってる間に「あ、腕痛いです。…よろしくお願いしまーす」
視界がグニャリと歪んで意識がなくなった。
(麻酔は間違いなく吸入のが気持ちいいですw)

「…手術終わりましたよー」
前回は段々覚醒したのだけれども、今回のそれは突然だった。なぜなら覚醒と同時に激しい頭痛に襲われたから。。
覚醒すると喉の奥に突っ込まれている人工呼吸器を抜かれる。それはかなり苦しいはずなのだが、それがどうでもいいくらいにとにかく痛い。
痛すぎて勝手に涙がボロボロ流れた。「痛い」と訴えたいのに痛すぎて声を出すこともできない。頭抱えたい。けどどこに何が繋がれているのかわからないから下手に動けない。息ができない。苦しい。パニック寸前。。
心電図の吸盤を取られていたのだろう。「胸くらい隠してあげてください」と女性の声が聞こえた。乳ポロリもどうでもいい。痛い。。誰か助けて。。

そんな状態でも頭の隅に冷静な奴はいるもので…目が醒めたのは手術室内で、足元側の壁に時計があることを眠る前に知っていたから時間を見ようと頑張る自分。(←時間が知りたい)
眠りから醒めたばかりというのと、頭の痛さで朦朧としているからと、よく見えなかったが2時?12時10分?確認できた。(正解は12時10分でした)
術後経過観察するため、一時的に手術室近くの病室っぽいところへ移される。
痛いのは変わらない。息ができないのも変わらない。間違いなく頭の中で2ヶ所痛い。この数カ月間、頭痛頻発の右側広範囲と、中心部左寄りの一部、今回腫瘍を取ると言っていた場所。だから「頭の中いじられたんだな…」というのは明確に分かった。
息も絶え絶えにやっと声を出し「いたい…あたま…」と訴えてみる。
隣にいた女医さんだか看護師さんが「先生、頭痛いです」と言ってくれた。すーごく軽く聞こえた。そして痛いのは私であって貴方ではない。。

結局そこでは何もなされないまま、数10分後、親の待つ病棟へと戻される。
息がほとんどできていないまま、痛みで涙ボロボロのまま戻りたくなかった。親に心配掛けたくなかった。が、容赦なく運ばれる。
「○○先生××で焼肉だって~」「マジで?天気悪いのによく行くなぁ~」的な先生たちの会話を聞きながら。。

病棟に戻るとまず母の顔が廊下で目に入った。「ただいま。大丈夫だよ。」と言いたいとこだが、全然大丈夫じゃないです。
病室へ入れられ、父母揃って現れる。心配そうな顔。
そりゃ手術室から戻った娘が苦しそうに息荒げてたら心配しますよね。。顔色も真っ青だったらしい。溢れる涙を母が拭いてくれた。
その様子を見た看護婦さんが「ご両親の顔見て少し安心しましたかー?」と問いかけてきた。
…違います。頭が痛くて涙が止まらないんです。
執刀医が現れ、「やっぱりあったよ腫瘍。どう?」というので頭が痛いと訴える。ここで初めて痛み止めを入れてもらえた。座薬でもなんでもいい。とにかく痛いのはもう嫌だ。
痛み止めを入れてもらい数分。やっと息ができるようになった。

痛み止めを入れてもらい、両親は執刀医のもとへ術後説明を聞きに席を外し、しばらく一人の時間。術後ちょうど一時間くらいかな。
当然動けないけど、ケータイとiPodを母親から受け取っていた私は、音楽を聞きつつ、会社メンバー、知人、友人に手術室から戻ったことをメール連絡。
痛み止め入ってからの私は、若干ダルいくらいでとても元気でした!
このあたりでようやく自分のどこに何が繋がれているのかを把握。
そして頭のそこら中に頭を固定したであろう証拠のタンコブと、左手数カ所、両足の甲10ヶ所程の点滴刺さらなかったんだろうな…という刺し跡を確認。
ベットの頭部分を15度ほど上げられた。前回は真っ平らから日に日に上げていっていたのだけれど、今回は術中に髄液漏がなかったから…なのかな?

両親が帰ったあと、やはり一晩は熱が出た。
普段熱を出さない私は、大した熱でもないのにグッタリで、更に右腕に巻き付けられた自動血圧計と、足に巻かれたエコノミー症候群防止用のこれまた大きな血圧計のようなマッサージ機とが気になったのもあり、あまり眠れなかった…ように思う。
アイスノンはすぐに温くなってしまい、何度も交換を求めた。

【~術後~】
http://ameblo.jp/rantoku/entry-11368155034.html


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