【八朔の雪/高田郁】


既に完結を迎えた人気時代小説、みをつくし料理帖第1作目!

新刊が入れば瞬く間に男性にも女性にも売れる作品がどんなものかと思い、試しに買ってみて……放置。

買っておいてなんですが、時代小説はしゃばけシリーズ以外、苦手意識があったのです……


が、読んでみて納得の面白さ。
うん、面白い。




澪は両親を水害で失った。
天涯孤独の身であったが、今では江戸の蕎麦屋で調理場を任されている。上方の料亭で培った薄味を振る舞っていたが、濃い味好みの江戸の人間にはなかなか受け入れられない。

それでも安価な鰹田麩に磯の香り香る心太。戻り鰹を使った“はてな飯”。お代をとらずお客に振る舞い、つる屋の味を知ってもらうところから次第に客を集めるが、“上方との味の違い”を解決するまでには至ってなかった。




問題は、出汁!!
日本料理の命、出汁!!


うちなんかは粒子の本だしをパラパラとお湯に撒くだけですが、この時代から日本料理は丁寧に作られたものなんだなと……日本人でありながらとてもじゃないけど真似できない(∵)

料理によって出汁を使い分けるとかイミフ(∵)

心太に砂糖をかけて食べる、どういうことだ(∵)


そんな戸惑いはありますが、終始、料理を想像するだけでお腹が空く料理小説に、澪を支える周囲の人達の人情、水害で両親・幼なじみを失った過去が絡んで読んでいて飽きない!面白い!!人気シリーズにハマると出費が重なって怖いわ!!(早速、続編を購入






北川景子でドラマ化されていたのに私は!何故!!観なかったのか!!!!

謎の男・小松原と、優しい医師・源斉、タイプの異なる脳内イケメンを一体誰が演じたのか!!想像するだけで飯うまです(^p^)




しかし、余計な一文を見つけた。
「卯年生まれは銭に苦労する」と……私、卯年生まれですね(∵)




【花散らしの雨/高田郁】


みをつくし2巻目!
_<)9!!


付け火をもらって店を失ったつる屋は、澪の幼なじみである吉原の花魁、あさひ太夫の援助を受け、新たな土地で営業を再開した。

料理番付にも載ったこともあり客足は上々。相変わらず因縁の老舗料亭・登龍楼の妨害も受けるが、新たにふきという名の少女を雇い、つる屋は一層賑やかさを増す。




第2弾にして澪と同じ名前を持つ美緒が登場。医師の源斉と、素性不明の小松原を想う2人のミオ。年頃の娘に想われていることに男衆は気付いているのか、鈍感なのか。読んでお腹が空く料理小説に恋愛まで絡み始め、それぞれ想いが通じる日が来るのか興味津々。


『10巻も出てる~』て気持ちが今や『あと8巻しかない……』と今から惜しい気持ちです><


胡瓜の断面が徳川家の家紋に似ているところから武士は胡瓜を食べない意地や、育ちが良すぎて鮎のハラワタまで食べてしまい「苦くて食べられたものじゃない」と話す良家のお嬢様。そう考えると、うまいもんはうまい!と、興味で何でも食べてしまう町人・商人(男)が1番得な性格をしているように思います。

見栄や人目を気にせず、うまいもんを気楽に食べる時間が幸せだな~(*´ω`*)


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