8月も後半になりました、残暑見舞い申し上げます!
【あるある】話を言うなら、よくテーブルの角に足の指をぶつけて悶絶するって1度は経験あるかと思いますが、このたび、久しぶりにやらかしてしまい薬指が変色。幸い骨に異常はありませんでしたが、関節の捻挫という診断しただきましたー!そそっかしい性格を落ち着きあるものに変えたいですね。
久しぶりの書評は、2作ぶたぶたシリーズ!

【ぶたぶたさん/矢崎在美】
文庫書き下ろし作品の他、東北大震災のチャリティー作品が2つ収録されています。
今までのような【バトラーのぶたぶたさん】【本屋のぶたぶたさん】という縛りはなく、困っている人の前に現れる神出鬼没なぶたぶた短編集でした。
バレーボールほどの大きさをしたピンクのぶたのぬいぐるみ、山崎ぶたぶたさん。姿は可愛いんだけど、声は渋いおじさんだ。
この作品の中で好きだったのは、【角の写真館】
単身赴任で引っ越してきた照文は商店街の角にレトロな写真館を見つける。
出勤時に前を通り過ぎ、ウィンドウの写真を見てほのぼのとしていたが、ある家族写真に違和感を覚える。
母親と娘が2人……ウィンドウに飾るなら、何故父親が写っている家族写真を選ばないのか。別に問題があるというわけではないのだが。
思い切って写真館の主人に尋ねると、『ちゃんとお父さんが写っている』と言う。写真には、母親と2人の娘。それから娘が抱えるぶたのぬいぐるみ……
ぶたぶたさんが不在の作品ですが、さすがの存在感。【写真のぬいぐるみがお父さん】と知った男性の思考が、常識的で突飛と言う矛盾に思わず笑ってしまいました。
誰にでも起こり得る誤解であり、別の物語すら感じさせる素敵なお話。
これまで読んだ山崎ぶたぶたさんは、綺麗な奥さんがいる、娘が2人いる、アップルパイを作るのが趣味で、パソコンに詳しいという共通点。ぶたぶたシリーズも結構読んできましたが、最初に読んだ【ぶたぶた日記】から全くイメージが変わらない、やさしい存在です。
また、ぶたぶたさんと初対面の物語の主人公とは違い、ぶたぶたさんを知っている視点で読むので、反応を楽しむ、そんないたずら心も芽生えます。
【訪問者ぶたぶた/矢崎在美】
こちらも同じ町を舞台にした作品ではありませんが、ぶたぶたさんがやってくる!作品集。
休日の父親の前に現れた、家庭訪問の先生ぶたぶたさん。
締め切りが迫られた漫画家の前に現れた助っ人アシスタントのぶたぶたさん。
一つのビルで働く色んな社員の前に現れる、お菓子補充業者のぶたぶたさん。
中でも笑ったのは【神様がやってきた!】
東京から田舎に引っ越してきた家族が、はじめて経験する田舎の夏祭り。
持ち回りで“祭り会場で舞を披露した後、神様が英気を養うために氏子の家にお泊まりする家”の当番が回ってきたため、飯田家はお供え物や酒、神様が寝る布団を用意する。
玄関と裏口に抜ける窓を開ければ、神様は勝手に入って休んだ後、裏口から帰られるという話を聞いていた飯田家の前に、玄関チャイムを鳴らして現れたのは、ぶたのぬいぐるみ山崎ぶたぶたさん。
「ちいさい神様がきた!」とはしゃぐ双子を筆頭に飯田家の神様おもてなしがはじまる!
1作品目にして笑えて引き込まれるお話でした。とにかくぶたぶたさんを神様だと思いこんでいる家族のおもてなしの心が、逆にぶたぶたさんを困惑させていきます。
現実問題、いくら特別な夜だからといっても全くの他人を自宅に泊めるのは今のご時世おそろしいですけどね、田舎ではありえる地元の行事。土地の神様への信仰心て、宗教よりも厚い気がします。
【訪問者ぶたぶた】というタイトルが他の作品と違いつまらなそう、と抱いた無礼を作者にお詫び。これからもタイトルで選ばずにシリーズを読んでいける安定の満足度でした。
最後に日本文理ベスト4おめでとう\(^o^)/
新潟が甲子園で敗退しても県民的には『真、仕方ないよね』みたいな雰囲気があるんですが、数年前にも文理が決勝に進んだ時の周りの盛り上がりが経験なし\(^o^)/
なので今回もかなり愉しい展開になり、明日の準決勝勝てる気でいる\(^o^)/
頑張れ文理\(^o^)/
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