釜 竹
うちの家族は大のうどん好きだ。
ばあちゃんの田舎が香川県ってこともあって、
よく、本場讃岐うどんをたべにいく。
“うどんツアー”と名づけて、チビがいるにもかかわらず、
うどんばっかりを食べるうどん尽くしの泊りがけの旅を、すでに2回も行っている。
娘もうどんなら自分で進んで食べてくれるので、大助かりなのだ。
で、今日は車でうどんを食べに出掛けた。
本場の讃岐うどんを食べてみると、こっちのうどんはどこもあまり満足できなくなる。
コシがやっぱり違うのである。
そのなかでもまだおいしいと思えるお店が「釜竹」である。
さわやかなブルーの暖簾をくぐり、店内に入ると、とってもいいダシの香りが漂っている。
このダシの香りで俄然食欲が増してくる。
ぜったいうどんもおいしいに決まってる!
店内はスッキリとした内装で、達筆な筆で書かれたメニューや、注意書きなどが張られてある。
メニューはシンプルに
「釜揚げうどん」と「ざるうどん」のみである。
コレだけでもこちらのお店の自身がうかがえる。
パパは「ざるうどん」大盛り 900円
ママは「釜揚げうどん」大盛り(娘に取り分ける為ね・・・) 850円
を注文。
ざるうどんは麺が細めんでつやつやしており、明らかに今までこのあたりで食べていたものと
違っている。
味は細麺でもしっかりとコシがあり、おいしかった。
何よりもここのダシが想像通りのおいしさだった。
店内のいい香りの原因であろう、かつおだしがすごく効いていて、濃すぎず、薄すぎず丁度いい。
市販のめんつゆは甘すぎると痛感する。
釜揚げうどんは
とにかく、コシがなくなってはダメなので、急いで食べはじめる。
つゆがからんで絶妙な味である。
生姜、てんかす、葱とシンプルなトッピングもうどんと、ダシに自身があるからだと思う。
とにかくここ最近食べたうどん屋さんの中では大満足だったのだが、贅沢を言えば、本場さぬきうどんと比べると、ややコシが足りない。
とくに釜揚げで食べたので、すぐにコシがなくなってしまうので、やっぱりもうちょっと欲しかったのが残念な所。
まあ、十分満足できたけどね。
ざるうどんは早く出てきたのだが、釜揚げうどんが出てくるのが少し時間がかかり、(ゆでる時間があるのかな?)その間に店内を見渡すと、
あちこちに日本酒のについて書かれた紙が目に入る。
壁には「十四代」という幻の日本酒(らしい)の瓶がずらりと並べられている。
じつはこちらのお店ではこの幻の銘酒「十四代」が飲めるお店でも有名なのだそう。
知る人ぞ知るって感じで、よく店内の客を注意してみてみると、いるいる!
日本酒をちびちび飲んでいる人が!
この銘酒を求めてくる人も多いそうだ。
こちらのお店では一人2杯までと制限されているが、味わえるので、好きな人にはたまらないだろうな。
「釜 竹 」 ★★★★☆
大阪府羽曳野市はびきの3-5-10
(羽曳野病院を北に300M程下ったところ)
営業時間 11:00~2:30 昼
6:00~7:30 夜
5:00~7:30 (休日)
定休日 月曜日
昼・夜とも麺がなくなり次第閉店になりますので、遠くから来られる方は
開店すぐに行かれた方がいいです。
駐車場 店舗建物隣りに10台程度有り