まえがき

2012年製 シャープ全自動洗濯機 ES-TX810 分解修理 分解清掃

シャープ全自動洗濯機ES-TX810が、脱水中にガタガタと音をたて、エラーを起こしてしまう事が頻繁に起きるようになった。
洗濯物が多い時に特に起きやすい。あと脱水中にカチャカチャと何かに当たる音がする。
購入して10年。年に数回は洗濯槽クリーナーで清掃していたが、汚れにくい穴なしステンレス洗濯槽なので、それほど気にしていなかったが、中はどのくらい汚れているのかも気になるので、分解清掃と内部チェックを行うことにした。
 

分解

分解する前の準備として
1. 入水用の蛇口を締める
2. 電源やアース線を外す
3. 洗濯機を移動する際に、床を傷つけないようにシートを敷く
 
まず、腰を痛めないようにコルセットを巻き、洗濯機パンからゆっくり持ち上げ、
90度向きを変えてずらした。
本体の分解だが、ネットで分解方法を調べてみたけど同じ製品のものは見当たらない。同じシャープの洗濯機は出てきたので、参考にしながら分解してみた。
まずは背面のパネルにあるネジを緩め、パネル外してみた。
 

 

蓋を外してみると、中からワイヤーが出てきた。どこかからぶら下がっているようだ。先にバネ?が付いている。なんだこれ??

カタカタの音の原因と思われる。

 

 

調べてみると、洗濯槽の上部を本体と固定するためのワイヤーらしい。

このせいで、脱水時に洗濯槽が安定しなかったようだ。

ワイヤーは洗濯槽の上部を巻いてバネで繋いでいるのだが

そのバネが錆びて切れてしまったようだ。

修理のためにさらに分解することにした。

 

まず背面にある、基盤のケーブルを止めてあるテープを外す。そのまま蓋を開けると

引っ張られて蓋が開きづらいからです。

 

 

※この基盤の右横に水位センサーがあるのだが、これが外れて位置がずれたりすると洗濯槽に溜まる水が自動で止まらないので、気をつけましょう。写真(下↓)の穴の部分に刺して固定されています。

 

 

上部左右にあるネジを外す。白いカバー(シール)で隠れているので、取るとネジが出てきます。

 

 

洗濯槽の蓋を開けて、洗濯槽のゴム部にある蓋をドライバー等で外し(ツメで噛んでいるだけ)、出てきたネジを外す。

 

 

これで洗濯機の蓋を持ち上げます。

配線があるため、蓋は完全に外れません。持ち上げた状態で固定するために

つっぱり棒などを使ってください。

赤い部分のバネが切れたことにより、固定ワイヤーが外れていたようです。

 

 

ホームセンターで「引きバネ 直径0.65×外径6.3×長さ52」を購入し

取り替えました。ワイヤーは錆をとって流用します。

 

 

新しい引きバネを使ってワイヤーを装着しました。↓

 

せっかくなので、さらに分解し洗濯槽を確認してみることにしました。

まずは洗濯槽の底にあるネジを緩めて、ハネを取り外し、その下にあるネジを4箇所外します。これはかなり硬いのでT字型のレンチの使用を勧めます。

 

 

このネジが外したあと、洗濯槽を持ち上げて外します。

蓋をつっかえ棒で支えてるので、ぶつけないように気をつけながら外しましょう。

10年経っているのでかなり汚れていました。

※風呂場で清掃する際は、床面を傷つけないように

何かシートを敷いた方がいいです。

 

 

水性洗剤、塩素系洗剤を使用し、スポンジでこすれば簡単にキレイになります。

 

 

あとは分解した方法の逆の工程に組み立てれば作業は終了です。

 

 

脱水時のエラーも無くなり、異音もしなくなりました。

槽内の臭いも全く無く気持ちよく洗濯できます。

これであと数年使用できると思います。

 

 

最後に…

SHARPの洗濯機は、ステンレス穴なし槽だから黒カビの侵入を防ぎ、清潔な水で洗濯できることをうたっていますが、いくら穴なし槽だとしても数ヶ月で汚れてしまうようです。できれば年に1度くらい分解清掃した方がいいですね。

分解清掃は業者に依頼すると2万円程かかるようですが、自分でできるので時間があるならやってみましょう。

ただ、本体を持ち上げる必要があるので、一人でやる場合は腰を痛めないように気をつけましょう。