お陰さまで、当店の股部分の補修は、非常に評判がいいです。嬉しいことです。



このような感じで仕上がりました。

当店の場合、一度4枚の見頃を外し、一枚布にしてから穴補修を施します。それにより、穿いたときのつれる感じを軽減します。




今回は尻部分の穴は大きかったのですが、埋める感じの細か目な穴補修にしました。
それに耐えうる素敵な生地だったからです。



前見頃を外したら、持ち出しが斜めについていたので、まっすぐに直しておきました。

画像のように持ち出しに掛かっているロックの真ん中くらいにステッチが通り、持ち出しの先の尖ったところを遊ばせておかないというのがポイントです。

ここも良く穴が開くところですが、こうしてあるものはなかなか穴が開きません。

また、66タイプと思われるのですが、小股の縫い方が違ったので、66と同じ縫製にしました。




最後に、このオーナー様はジーンズのことを良く知っていらっしゃるなあ、色落ち上手いなあと思いました。

ヒゲ いいですよね。
でも実は、この良さは、モモのアタリが良いから
引き立つんですね。
ハチノスも、いいアタリ出しています。

本当にいい色落ちです。

ステキです‼️