今日、とあるブランドものの、移植裾上げの依頼が来ました。

なんだか、後ろに「ひ」って書いてあるようなブランドです。

私は出来ないと応えました。

御納得出来ていなかったようなので、
コチラに書き込ませて貰います。

まず、そのブランドのものは移植しても、いや、したほうが不自然に見えます。
なぜかというと、ラインが曲がっていますので、内股のステッチがあいません。

ごまかしで、何となく合わせたところで、とんでもなく変なところに
外股の合わせが来てしまいます。

私はそんなことで大切なGパンをおかしくしたくありません。

それから、移植で裾上げをした場合、同じ長さで通常の裾上げをすると3cmくらい短くなります。
切ったら、最後と言うことです。

しかし、その辺を何も考えておられなかったようなので、
詳しいことはヌキにして、私の技術の至らぬ所でと、お帰り申し上げたのですが、捨てぜりふに

「ちゃんとHPに書いておけよ。」

ブランド好きには不適当なお店だと言うことは、ブログで再三言っていることなのですけど・・・・

当店はGパンに愛着のある方が、もっと履きたいけど、どうしようもないという御客様が途方に暮れているのを、私の技術で少しでも
お手伝いが出きればと思ってやっているお店です。

今回の場合も、初めからその部分を読んでいただければ、わざわざご足労頂かなくても良かったのにと思います。

前回のリメイク日記のように沢山の御客様の喜びのコメントを頂いていることが当店の喜びです。