作家の瀬戸内寂聴が40歳で発表した小説「夏の終わり」が映画になった。
演じるのは満島ひかり。小林薫、綾野剛。
時代は昭和30年代。
染織家の相澤知子(満島)は小杉慎吾(小林)と暮らしている、
小杉には妻がいるが、知子の家と自宅を行ったり来たりの生活をもう8年も続けている。
知子はそんな生活に満足していた。
しかしある火の突然、知子のもとにかつての恋人木下(綾野)が現れる。
そして2人は寄りを戻してしまい…というストーリー。
2人の男のどちらにも惹かれてしまう女性を時にはサバサバと
ときに艶っぽく演じている。
彼女をを独り占めできないことにイライラする木下と
2人の関係をうすうす感じながら、別れられない小杉との三角関係を
見事に描いている。
ともすれば淫靡な作品になってしまいそうなところを熊切監督は
しっとりとした大人を感じさせるラブ・ストーリーに仕上げている。
有楽町スバル座ほか全国で公開中。