宮古島での結婚式のブーケのお話
宮古島での結婚式のブーケのお話です。
宝塚→宮古島への発送と言う事で(飛行機と車で超々長距離の輸送、
発送してから届くまで2日半かかり、気温は15度ぐらいの温度差等の
悪条件)、生花にするか、プリザーブドフラワーにするか
本当にギリギリまで悩んで悩んで・・・・
おまかせではあったんだけど最初の新婦さんの希望もあり
生花で送ることに決めました。
花材は悪条件に耐えてくれる花達を発送日の朝に買ってきて製作。
どんな花を選別したかと言うと
カラー・ラナンキュラス・フランネルフラワー・フリージャ・
アリアムコワニー八重のトルコ桔梗・スプレーバラ・カスミ草です。
いくら悪条件に耐えてくれる花を選んだと言っても、製作しながら
心配で心配で・・・・・・・・・・・
花達に綺麗なままで新婦の手に届いてくれ~と願うばかり。
そして発送。
宅急便のお荷物検索で事あるごとにインターネットでチェック。
翌日夕方に沖縄の中継点に到着して一安心したのは良かったけれど
翌々日夕方には宮古島の中継場に届かなくていけないものが
飛行機の荷物収納スペースの関係で(沖縄から宮古島への
飛行機は小型で収納スペースが小さく一般搭乗客の荷物優先で
順番待ち)発送2日後なのにまだ沖縄にブーケが止まっていたんです。
翌日の朝から結婚式が始まるのに・・・・・
あせって配送業者にTELし事情を話したら、なんと、飛行機では無く
臨時に舟を出してくれ宮古島へ・・・・
(他にもいくつかの順番待ちの荷物があったそうですが)
そして無事に夜中にホテルに到着。
よかった~何とか間に合って。後は花が無事かどうか?
夜中なのでその確認はできなかったので不安で胃が痛む数時間が
過ぎ結婚式の挙式が終わったお昼前に新婦から直接電話があり、
”綺麗なブーケが届きました。有難うございます。”との言葉で
やっと胃の痛みがなくなりました。
今となっては笑い話ですが当日はかなりあせったのは確かです。
でも、今までに無く、無事に届ける事ができた事は
メチャメチャ嬉しかったし、宝塚→宮古島への長距離をブーケが
飛んでいった事は、とても夢のような事に思えて嬉しくなって来ました。
いい思い出になった事は確かで感謝しています。
実は同じ日にもう一つウエディングブーケ(次回のブログで紹介)の
ご注文貰っていて、こちらのブーケも東京への長距離発送だったんです。
私の作ったブーケが同じ日に、関西ではなく「東京」と「宮古島」という
ありえない所で新婦に持ってもらってると思うと、とっても幸せな気持ちに
なれた日でした。