本日の竹富島、曇り 気温25度  雲:層積雲。











“歩ける”
そう感じた時は、既にカメラを背負って白砂の道を進んでいた。
こんな時間は、四ヶ月ぶりだろうかっ。

島で一番高い塔に上った。
私の気持ちのせいか、
何だか少し、傾いている気がした。
数時間たった今でも、太もものあたりが まだガクガクしている。


ほんの数十メートル、角の生えたコノ子と歩いた。
ポック・ポック・ポッ・・・。
立ち止まっては、また 
ポック・ポック・ポッ。
まるで、舞妓さんの ぽっくり下駄の様な愛らしい音が
彼女が歩く度に聞こえてきた。

いつも近くに居る人には、そんなに気になる音ではないのだろう。
潮が引く時に、珊瑚がパチン・パチンと乾いた音を出すのと同じだろうか。
聞き慣れない人にとっては、“あれ?”と思う音。
私は、今でもこの珊瑚の乾いていく音に耳を澄ませている。
いい音だと思いながら。
潮の引く珊瑚の時と同じ様に、水牛のひづめの音に耳を済ませた。
いい音だと思いながら。

歩いて良かった。
やっぱり、素敵な時間なのだと そぉ思えた。


今夜は、十六夜。

見えない月夜に
空を見上げて。