信州気まま旅(4) | 紗羅双樹

信州気まま旅(4)

 

  昨夜も早く就寝したが、あまりに早すぎて3時には

 パッチリ。

 それ以後は寝返りを繰り返し朝になるのを待ちかねた。

 昨日の朝食で、ほかのグループのテーブルに

 大きな大きな 蓋付きのお椀がどんと置いてあったので、

 グレードが違うのかねと話していた。

 今朝はそれが我々のテーブルに用意されていた。





 気まま旅も今日まで。


 宿の展示に須坂の宣伝があったので、

 今日は須坂から上田に行って見る事とした。


 須坂は菅平の保養所が利用できてた時、

 散々通った所である。



 久しぶりに行ってみると随分整備されているのに驚いた。

 そこに直虎の旗が・・・

 直虎は此処ではなかった筈なのに。


 蔵の町須坂は江戸時代、

 藩主堀氏の館町として繁栄した。

 明治から昭和の初期までは製糸業で隆盛を極めた。

 今も当時の豪壮な蔵造りや町屋の建物が残っている。
















 もうひとりの直虎   

 1615年須坂初代藩主堀直重以来、14代続いた堀家は

 一万石余の小藩であったが、13代直虎は

 15代将軍徳川慶喜の大政奉還後、要職に就き歴史の

 転換期にその名を残した。

 今年は没後150年祭が開催されていた。          





 上田には、赤くてとても綺麗な神社があるとの事で

 高速に乗った。

 此処でもおしゃべりに夢中になり今回も出口を

 通過してしまった。

 次の出口の事務所にお願いして戻してもらった。

 今まで何度やった事だろうか・・・・


 上田城の前の蕎麦屋で昼食としたが、目の前に

 百名城がある。

 このまま見過ごすのは忍びない。

 一人で慌ててスタンプを押す為、城内に入った。

 あいにく今日は売店が休み。

 道を隔てて観光センターでと書いてあるので、

 そちらまで。

 目出度く登城のスタンプを押すことが出来た。




 蕎麦屋はお昼時とてかなりの繁盛。

 朝食がまだ消化されて無い為、

 ざるの小盛りをお願いした。


 支払い時、50円の値引きがあった。

 気は心、良心的な店と思った。