篤姫 | エンジェリック乱世のブログ

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芸人のエンジェリック乱世と言います。
YouTubeやTikTokで水谷豊さんものまね(ドラマ『相棒』)やってます。
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宮崎あおいさん主演の大河ドラマ『篤姫』を初めてがっつり見る。
大河ドラマにしてはとても見やすいし、いやー!面白い。
時は幕末。薩摩の姫が徳川家定(いえさだ*13代将軍)の妻(御台所*みだいどころ)にまで一気に駆け上がる史実。
まだ見始めたばかりだが、個人的には実父役の長塚京三さんが素晴らしい。
この人は本当に上手いから、ドラマも最初から引き込まれた。
そして宮崎あおいさん演じる篤姫(この時の名前は「おかつ」)が、島津斉彬(しまづなりあきら*薩摩藩主)の養子となる為、実家を出るシーン。
おかつ(宮崎あおいさん)が両親(長塚京三さんと樋口可南子さん)にお別れの挨拶をする。
私はふと自分の妹が嫁ぐ時を思い出した。
自分自身の事はちゃんとするけど、あとはいい加減な(家の手伝いとかほとんどしない)妹が(失礼🙏💦)、夜、寝る前に突然あらたまって両親の前に行き、
「これまで育ててくれてありがとうございました」
と挨拶をしていた。
私はたまたまその場に居合わせたが、
(あの妹にこんな事が出来るのか)
と不思議な、あまり現実味のない気持ちで、私は近くにいた猫のトラを抱き寄せてその光景を見ていた。
今になって分かるが、ああいう挨拶は本当にちゃんとしてないと出来ない。
お袋は泣いていたし、親父は泣くのを我慢する時に見せる笑顔だった。
『篤姫』を見ながらそんな事を考えてしまい、泣けて仕方なかった。