私のカーボカウントのやり方、考え方を書いてみました。人によってやり方は違うので医師と相談することをおすすめします。

私は1型を発症してから10年以上経験と勘で打ってきました。ブログを始めてからカーボカウントをされている方が多いことに気づき自分もやってみたくなり5年くらい前から始めました。

カーボカウンをするには次の内容を把握する必要があります。
•1単位で血糖値がどれだけ変わるか
•1単位あたりの炭水化物量

私は1単位あたりの炭水化物量を次のように計算しました。
1型糖尿病で入院したときに受けた栄養指導でご飯55gで4単位と学びました。
ご飯100gあたりの炭水化物量が37gだからご飯220gの炭水化物量は
37g×2.2=81.4g
1単位あたりの炭水化物量は
81.4g÷4=20.35g
よって1単位あたりの炭水化物量は20g。

1単位で血糖値がどれだけ変わるかですが、私は1単位で血糖値が100変わると決めてやってます。カーボカウント始めるときに仮決めしてから考えは変えてないですが、実際は条件によって変わるのであくまで基準です。

「1単位あたりの炭水化物量が20g」、「1単位で血糖値が100変わる」とした場合、
食事前の血糖値が50、食後の血糖値を100にしたい場合は計算したインスリン量よりも0.5単位少なくするか、0.5単位分(炭水化物10g)多い目に食べます。

血糖値の変動は条件によって変わると書きました。肉体労働で体を動かす仕事なら、運動により血糖値が下がるのでそれを考慮して打つ単位を1単位減らしたり、多い目に炭水化物を取る必要があります。これは実際にやってみないとわかりませ。私は過去に何度も失敗したことがあります。肉体労働のバイトを朝からやったとき、お昼ご飯前の血糖値が300くらいあったので食後の血糖値が150になるように計算して打ったのですが仕事中に低血糖でフラフラになりました。低血糖を恐れて極端にインスリン量を減らすと仕事中ずっとHIだったこともありました。

また、季節によっても血糖値の変動は違います。夏は血糖値が下がりやすいので少なめ目に、冬は逆に血糖値が下がりにくいので、多い目に打ちます。

また前回打ったインスリンが残ってたり、運動後はこれから血糖値が下がる傾向にあるのでインスリン打つタイミングをずらしたり、一度に打つのではなく何回かに分けて時間をずらして打ちます。リブレ使われてるなら矢印の向きが参考になります。矢印が↓なら要注意です。

長くなりましたがご参考になれば幸いです。