― 位はありがたい ―
これも 『幕末の宮廷』(東洋文庫)からのお話です。
官位があるからといって、貴族・官人とは限らない話です。
史生という官職がありまして、金持ちの中には、
七位がほしい、○○掾(国司の3番目の名称)がほしい、
白丁(白い着物)や装束が着たいと願う者が、 金をどんと出して、
辞令をいただく(もちろん定数があったので、前の者は免じられてしまいます)。
だから、貴族・官人界では、そんな者は軽んじられたということです。
ただ、 菊の御紋のついた高張提灯が立てられることが許され、
幕府の与力・同心でも踏みこむことができず、外へ呼び出して
「御上意」を伝えるしかできなかったそうです。
~・~・~・~・~・
~日本文化は目でも食べる ~
超甘党のわたしは、 某コンビニのスムージーに興味を覚え買ってしまいました。
1つは色で、1つは バナナが使っているので、甘かろうと思って。
バナナはまあまあでしたがさほどでもなく、もう1つは飲んだ瞬間、
昔の 強面の役者さんが出ていた「う~ん、~」と言う 青汁のCMを思い出しました
(もう一杯という気にはなりませんでしたが)。