さて、今日はりっちゃんのお話。
3度目のリンパ腫発覚で、UW25のプロトコルにて
抗がん剤治療を始めました。
1/6
よし、抗がん剤始めるぞーーーー!!!
と勢い勇んでいったのだけれど・・・・。
尿素(BUN)高め。59.5mg/dl
まぁ、万全の状態で始めたいかなってことで
今日は輸液を入れて一旦様子見となりました。
抗がん剤
前回ぶっ倒れたこともあって、副作用も怖い。
でも始めると決意したからにはやっぱり早く始めたいって思う
どんどん癌が広がっていっちゃうのかなって心配になる・・・![]()
1/7
たった1日ですけど、尿素(BUN)が40.5mg/dlまで下がったので
抗がん剤始めることにしました。
輸液+抗がん剤(L-アスパラキナーゼ)+輸液。
アナフィラキシーショックの危険もあるので、お預けして夕方のお迎え。
とりあえず元気で問題なく過ごしたみたい。
L-アスパラキナーゼは骨髄抑制もなく、
あまり副作用もないもの。。。なんだけどね。
このあと色々ありました![]()
1/10
いよいよ本格的な抗がん剤治療開始。
(L-アスパラキナーゼはレスキュー用な抗がん剤で初回1回のみ)
白血球(WBC)も 10,200 と正常値範囲内。
輸液もして、抗がん剤:ビンクリスチンで、夕方お迎え。
おやつ待ちのりっちゃん。元気もあります。
ちょっと分かりづらいかもですが
マズルの潰瘍部分。
色が抜けて白かった部分が赤くなってきています。
白いのはリンパ球が過剰攻撃をしたせいで色素が抜けてしまっているので
赤くなっているのはいいこと。
そして、明らかに潰瘍部分がカピカピに乾いてきました。
ただ、それと同時にりっちゃんの元気が
明らかに消失し、ぐったりしてきてしまったのです。。![]()
1/11
ご飯をやや渋る。4回に分けて食べさせる。
それでも全部ちゃんと食べてくれた。
でも明らかに調子が悪い。。![]()
1/12
朝:嘔吐
ご飯食べない。起きてこない。
病院にて、輸液+制吐剤注射で様子を見る。
全く元気にならない。ご飯も拒否。
いつもうるさいりっちゃんが食べないなんてーーーー![]()
1/13
嘔吐はないものの、食欲も元気もゼロ。
ベッドから起き上がれない。
血液検査。
白血球(WBC) 3,400 ←低いけどビンクリスチンの後なので想定内。
リパーゼ 272、急性炎症性蛋白(CRP) 20over
CRPが測定できないくらい振り切れてました。
抗がん剤で抵抗力のないところで、体の炎症反応。
悪い奴らと戦うパワーがない状態![]()
輸液+注射4本で援護射撃。
マズルの潰瘍は瘡蓋浮くくらい弱ってるけど
同じくらいりっちゃんも弱ってる・・・・。
お薬のおかげ吐いていないものの
気持ち悪いのか、よだれが出っぱなし。
どうやら最初に使った抗がん剤:L-アスパラキナーゼの
副作用である 急性膵炎 の疑い![]()
血液検査、外注での検査結果が出てきまして
犬膵特異的リパーゼ(Spec cPL) 318μg/L
参考基準値 ≦200
値はそんなに高くないものの、症状からしても
急性膵炎確定。![]()
膵炎の場合、48時間絶食といいますけど
りっちゃん自主的に絶食完遂。
体重もまさかの5.8キロまで落ちてヘロヘロ。
あぁ・・・りっちゃん死んじゃうかも・・・・
って思って、チックと一緒に写真撮ったり・・・・。
1/14
なんと朝ごはん、パクッてした!!!!!!!!!!!
気が狂いそうになるくらい嬉しかった。。。
私の一存で始めた抗がん剤で
リっちゃんを死なせてしまうかもと怖かった。
でもりっちゃん、食べてくれた。まだ生きるって言ってくれてる。
絶食2日明けだし、膵炎だし
一気に食べさせるのはよろしくないので、ほんの少し。
でもりっちゃんの食べたい気持ちを感じるよーーー![]()
まだ、こんなだけど。。
この日も、点滴+注射4本。
ここから、気持ち悪いのが取れたのか
回復してきたりっちゃん。
回復食として、低脂肪の消化に良いリキッド+消火器サポート。
全然おいしそうじゃないけど、待ってるりっちゃん。
今日も点滴+注射(減って1本)
ご飯もいつもの手作り食(低脂肪)を4回に分けて食べてます。
大分復調してきました。
明日、血液検査予定。CRPがどれだけ下がっているか。
何にもなければ、次の抗がん剤チャレンジの日だけど
まずはりっちゃんの回復優先なので見送り予定。
っていうか、私が心配で無理だわ。。![]()
まだまだ心配の尽きないりっちゃんですが
リンパ腫治療頑張る予定です!!








