リンパ腫、抗がん剤の副作用 | さば~いHoliday

リンパ腫、抗がん剤の副作用

りっちゃんに、抗がん剤の副作用が出ました。

これまで、抗がん剤による骨髄抑制は出ていたものの

実際の症状が出たことはありませんでした。

 

なので、初の副作用です。。ショボーンショボーンショボーン

抗がん剤2クール目の最後のアドリアマイシンを

6/13(木)にやりました。

1週間後の6/20(木)は血液検査と肺のレントゲンのみ。

このときの血液検査ではひどく悪い数値はなし。

 

 

肺のレントゲンでも、再発を疑う影は見つかりませんでした。

これで一安心。

 

 

と思っていたのですが・・・

 

 

昨日の夕方、お昼寝から起きて 嘔吐。

その後、パタンと倒れました。

倒れたままぐったり、反応もかなり鈍い。

 

旦那が家にいたので、急いで病院へ連れて行ってくれました。

熱が40.3℃。

血液検査の結果。。。

 

急性炎症性蛋白(CRP)が、20以上・・・

 

 

体の中のどこかに炎症が起こり

闘ってる白血球が上昇、発熱しているようです。

 

 

アドリアマイシンの骨髄抑制は他の抗がん剤よりも

遅くて、1週間後くらいに強く出ます。

普通の子が感染しないような菌であっても

骨髄抑制により免疫が著しく落ちているりっちゃんは

負けてしまう・・・。

 

 

獣医さんからは

抗生物質を皮下点滴で入れて、朝までおうちで様子を見るか

入院して静脈から抗生物質入れるか。

 

CRPが20overで、病態の変化が急激であることを考えると

夜に急変する可能性はゼロではない。

 

何よりも呼びかけにも反応せず、

グッタリしていているりっちゃんを見て、私が不安。。えーんえーん

 

かかりつけの獣医では、入院しても

24時間見てくれるわけではありません。

時々チェックはするけれども、

急変に対応できるかは分かりませんとのこと。

 

ということで、相談の結果

急変にも対応ができ、夜間診療を受け入れてくれる

夜間救急動物医療センター(TRVA)

に行くことにしました。

 

 

診察開始が20時なので

それまでのつなぎに、輸液と吐き気止め注射をして帰宅。

帰ってきたりっちゃん。

まだグッタリしていて、呼びかけへの反応もありません。

 

 

おうちで、時間までソワソワ、ソワソワして待つ。

結局少し早めに到着。

 

20時前でしたが、りっちゃんを見た受付の看護師さんが

「とりあえず処置をしますので連れていきます」

と、すぐに連れて行きました。

 

その後、受付をして診察室にて獣医さんと経過のお話。

リンパ腫の経過などを説明しました。

心拍も少し低めで、心配な状態なので

まずは治療のために必要な検査をさせてくださいと。

 

 

待合室にて1時間ほど待ったかな~

その間も何組か、ワンコを連れた心配そうな飼い主さんがきていました。

みんな、ここに来るってことはねもやもや

 

 

 

まずは、腫瘍溶解性症候群が心配とのこと。

抗がん剤や放射線治療により、腫瘍細胞が一気に壊れて

体中のあちこちで異変が起こるもので、緊急を要するものです。

 

血液ガス検査の結果、酸素濃度は十分あるので

まずは呼吸は苦しくないとのこと。

 

 

血液検査、レントゲン、エコー検査等の結果

 

 

一番心配していた腫瘍溶解性症候群ではなさそう。

各内臓の数値からも臓器不全は起こしていない。

膵炎でもない。あれでもない。これでもない。

 

 

で、結局のところ、原因特定には至らず・・・アセアセ

 

 

炎症の原因は分からない。

敵の正体が分からないからこそ

どう急変するかは分からない。

 

 

今日は入院で様子を見ていただくことになりました。

帰る前にりっちゃんに元気玉注入お願い

 

 

まだまだお顔は上がらないけど、

声に反応して動こうとするりっちゃん。

今日はここでお泊りになったよー。

静脈から抗生物質点滴しながら

モニターつないで、心拍管理。

 

明日、ちゃんとお迎えに来るから

今日はここでゆっくり休んでね。

 

 

翌朝6時にお電話あり。

2時頃から少し調子が上向いてきたようで

ご飯も少し食べましたと。

予定通り7時にお迎えに行きました。

 

 

まだまだ本調子ではないですが

お顔の上がったりっちゃんえーん

 

 

おやつも食べてくれるーーーーー笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

炎症の原因はまだ分かりませんが

今のところ一番怪しいのは膀胱。

抗生剤入れる前のおしっこで培養検査に出しました。

いずれにせよ、一般的な広域抗生物質で上向いてきていることから

あと数日くらいは抗生物質をきっちり入れて

菌と戦うりっちゃんの身体をサポートしましょうと。

 

色々と先生からもりっちゃんの生命力の強さを

お褒め頂き、退院しました!!

 

 

その後、朝一番でかかりつけの病院へ。

経過はTRVAからも報告がいっているので

輸液入れてもらって、抗生物質を処方してもらいました。

 

 

帰ってきたりっちゃん。

 

 

ご飯もしっかり食べて、自分で立てるようにりました笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

まだまだ経過観察は必要ですが

一番の危機は乗り越えた感じです笑い泣き

 

 

 

抗がん剤

これまですんなりこれたのは、本当にすごいこと。

頑張るりっちゃん、ママは全力でサポートするからね!!