日本テレビの NEWS ZEROで、10/23(木)22:54~ 放送されました。
“処分してもいい”ペット使い捨て飼い主
ペット使い捨て…飼い犬を袋に入れ“処分して”年間34万頭殺される…現場では
Youtubeに、映像が上がっています。こちら。
映像の中で、袋に入れられて飼い主に持ち込まれた犬は
今うちでお預かりしているワンと同じ、ジャックラッセルテリアです。風貌もとても似ています。
ペットショップやブリーダーでは、「名犬の子犬が10万円~!!」と楽しそうに生体売買をしています。
それが、全て悪いことだとは思いません。
でも、一方でこんな結末があっていいのでしょうか。
安易な生体売買が、悲劇を生み出す一役を買っていることは事実です。
映像に出てきたあの子は、今どうしているのでしょうか。
ジッと見つめてくる瞳が焼きついて、離れません。
こういう映像は、見ていて楽しいものではありません。嬉しい気持ちにもなりません。
それなのに、こうやってブログの記事にあげることには意味があります。
この現実を、たくさんの人に知ってほしい。
こんな社会の仕組みがおかしいと、感じてほしい。
CATNAPが、里親さんと交わす契約書は、この一文から始まります。
「40万匹もの犬猫が毎年殺処分されています。1日でも早くこのような悲劇をなくすことが私たちの願いです。そのためには、『産ませないこと』『責任を持って育てること』が非常に重要です。産ませないこと、つまり不妊・去勢はたしかに人間の身勝手かも知れません。しかし、仔猫・仔犬は毎年生まれ、通常の家庭で飼育できる犬猫の数は限られています。飼えないことが現実になってからでは遅すぎます。すでに生を受けた生命を絶つようなことがあってはならないのですから。」
どんな言葉を書き綴っても、きっと、犬猫を捨てに来るあの人たちには届かない。
どうして、あそこで命を捨てたあの人たちに、何のペナルティもないんでしょうか。
社会が変わらなければ、CATNAPの活動も決して終わることはないでしょう。
堂々巡りでもいいから、少しずつ前に進みたい。
一人でも多くの人に、命の重みが伝わりますように。