Amazon primeでインシディアス序章を鑑賞しました。
リリー(母)との霊界交信を求め、霊能者エリーズの元を訪れる。
エリーズは鬱病の夫を1年前に自殺で亡くして以来、仕事から足を洗っていたがクイン(リリーの娘)に同情し話を聞くうちに、彼女が霊に取り憑かれていることに気付く。
演劇学校のオーディションの帰りに車にはねられクインは重傷を負う。
3週間後、退院し家に戻ったクインに悪霊の魔の手が迫っていた。
娘の危機に父親のショーンはエリーズに助けを求めるが、取り憑いた悪霊の強さにエリーズは除霊を投げ出してしまう…。
というSTORY
在り来りなホラー映画と言ってしまえばそれで終わりなんですが、まさかホラーで最後に泣かされるとは思いませんでした。
娘クインは1年くらい前にガンで亡くなった母リリーと交信したくて見えない母に話しかけてみたり、交信を試みていました。
母から最期に聞きたいことがあったクイン。
年齢もティーンエイジャーです。
演劇学校に入るという夢も持っています。
母を亡くして以来、父だけでは家事が回らないのでしょう。
お父さんは娘に弟を起こして学校に連れて行けとか、家のことをやってほしい模様。
家のことをやる為に夢の演劇学校入学試験のセリフ覚えが出来ないでいた。
その為、試験は見事に落ちたようです。
親友にその話をして親友と家路へ向かう途中、変なおじさんが手を振っている姿に見入ってしまい車に轢かれ両足を骨折してしまう。
家に帰って自宅療養をするようになってからどんどん霊障が増えクイン自身が悪魔に取り憑かれてしまう。
物語冒頭でクインは母と交信がしたいとエリーズにお願いしたが断られてしまった。
そのエリーズに今度はクインの父が娘と話をして欲しいと頼み、半分イヤイヤだったろうけど会いに行ったエリーズ。
クインと話をして行く内に取り憑かれていることに気付き、1度は投げたけど助けようと立ち上がる。
向こう側の奴らと闘ってクインを取り戻す!
なかなか手強い奴らなのかと思ったら結構簡単にやられてました。
終盤になり、どうしても助けられない事態に陥った時に母リリーが娘に宛てた手紙を見つける。
ここで初めてリリーが姿を現し、娘クインを助けるお手伝いをしてくれました。
そして、クインは見事こちらの世界へ戻ってこれました。
エリーズを通して、リリーが娘と夫に伝えたい言葉に涙ボロボロ出てきちゃいました。
娘も父も常に母を想っていて、母の姿を探しています。
それを母は知っていたのでしょう。
「もう私を探さないで。
だって私はいつでもあなたの側にいるから。
あなたが困った時はあなたの耳元で囁くわ。」
とかなんとか言っておりまして、もうなんかおばあちゃんとシンクロしてしまい涙腺崩壊。
怖がりながら見ていた母もいつの間にか泣いていて。
母からしたらおばあちゃんは母ですものね。
クインとリリーのそれが痛いほどにわかったのでしょうか。
私もふとおばあちゃんを探してしまうことがあります。
だけどもう探すのはやめよう。
いつだって側にいてくれてる気がするから。
映画の中で言う「探さないで」は多分、降霊術とかそんな危ないことしないでって事なんかなと思いましたがね。
そんな事しなくてもあなたのそばにいるわよって。
まさかホラーであんな暖かな終わり方するとは思いませんでしたが、今まで見たインシディアスシリーズは確かに家族の愛が鍵でしたね。
闘いには家族が必要
何があっても親って最強なんですね。
毒親とかは別ですが。
毒親持ちの方に親って最強なんて言いませんよ。
誤解されないように書いておきます。
さて、久しぶりに良いホラーを観たので寝ようかな。
明日はペンタゴンペーパーズを観たいなと思っているけど時間あるかしら?
遅番だから帰りも遅い。
だが朝は早い。
心に余裕があったら観よっと。