朗読劇「この子たちの夏」
今年も「この子たちの夏」が上演されます。
私はこの作品に思い入れがあります。
私は小学6年生の時、朗読クラブに所属していました。
その際文化祭で「この子たちの夏」を抜粋で上演しました。
母が長崎出身で、以前長崎原爆資料館に行ったこともあり、幼い頃とはいえ戦争について認識がありました。しかしこの脚本を読んだ時、想像を絶する酷さに涙が止まらなかったことを今でも覚えています。
それから高校1年生になり、地人会がまだ公演をしていた時に、短歌・俳句を読む人を募集していて、応募し、参加しました。
その後、随分と月日が経ち、三軒茶屋で働き出して、世田谷パブリックシアターで「この子たちの夏」が上演されることを知り、観に行きました。
何だか縁のある作品です。
亡くなった母が故郷の長崎に起こった原爆を忘れてはいけないよ☆という思いなのかもしれません。
今年も行きます。
人目もはばからず泣いていると思います。それが私です。
それでも行きます。