自分はいろんな本を見るのが好き。

「読む」ではなく「見る」である。

そう大差はない、「読む」とは、普通に活字を追い、理解しながら脳にインプットし、読んでいるそばから同意したり、感動したり、腹立たしかったりするのだ。

これらが一般的な読み方。

自分はちょっと変(^_^;)で、・・・・と書くと、(やっぱり偏屈もんは違うな・・・)と思われそうですが、そう言う「見方」も後の文献により知ったので、正しいのである!

その後で知ったのは、「フォトリーディング」という手法だ。


簡単に言うと、本を開き、その開いたページを読むのではなく、写真のように一瞬にして頭に叩き込むのだ。

そう書くと、「おぉぉぉぉぉっーーーっ!すげーーーーっ」と思う人もいますが、別に大したことはなく、誰でもできちゃうことなのである(^_^;)。

いわゆる速読とはまた違った手法であるが、そう変わりはないであろう(^_^;)。

左脳ではなく、右脳で読むと言えば分かりやすいだろうと思う。

この方法は、子供のときからの家庭環境からきているといっても過言ではない。

何回も書いてはいるが、父親は大酒飲み・・・そして暴れたり暴言を吐くというとんでもない人であった。

集中し何かしていても、ほぼ毎日そんなどなり声が家じゅう響いているので、こちとらたまったもんじゃない。

おのずと、何をするにも短時間でこなしたくなってしまうのだ。

とはいえ、本は大好きでゆっくり読みたい。

でも、ゆっくりなんて時間は当然もてるはずはない。

その結果、特別訓練などしなくても、自然とできてくるから不思議(^_^;)。

でもね・・寂しいかな、最近老眼が酷くなり、どうもよく見えないようで、一文字ずつ字を追う楽しみも増えてきたりして・・・(^_^;)。

前置がいつも長いのだが、最近会社が何かと忙しい。

そもそも、自分にとっての会社とは?

そんな考えは以前からずっと思っていたことだが、こう自分の時間を奪われてしまうと、つくづく感じてしまうのだ。

ふと気が付くと、大好きなピアノを弾く時間がないのだ!

どんなときでも、多少は弾いていたピアノ。

最近は触ってもいないのである!

ピアノを弾くことにより精神のバランスが保たれていた・・・そんな気がしてならない。

しっかりとした基礎が出来ているわけではないので、二日弾かないと、指が回らない(^_^;)。

頭の中ではしっかりと曲を覚えているのだが、指がついていかない・・・ということになるのだ。

幸いではあるが、家の中は音楽に満ち溢れてはいる。

妻が弾いているので、まだ少しはマシであると思う。

妻の弾き方も、ここ最近素晴らしい先生と出会い、テクニック(もともと凄いのだが(^_^;))も以前より冴えにさえてきたように思う。

この間なんか、聴いていて、全身鳥肌もんで感動してしまった・・・(不覚にも(^_^;))。

ピアノの音って本当に体にいいですからね。

そういえば、かなり昔だが、少女マンガで「いつもポケットにショパン」というのがあった。

その中で、主人公の女の子が、コンクール前の調律を聞きながら、狂った音が戻されていく・・・それと自分の心を照らし合わせ、平静さを取り戻す・・・というシーンがあったと思うのだが、ピアノはまさしくそれだね。

やっぱりなんだかんだ言ってもピアノは精神バランス(自分には)を保つのにはかかせないようである。