2395.【らんな劇場】穏娘の知心⑤ 〜肇の、戦場〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!




今日は【らんな劇場】
穏娘の知真おんこのちしん
第5話をお届けしまーす♬


うらんを置いて先に行ったヴェルヌたちを追い、健気に追いかけるうらんと、保護に回るシャルロッテ。

半人前と言われた彼女たちは一体何を目指すのか。

さて、それでは穏娘の知神はじまりまーす!


ぶーーーー(はじまる音)







シャル『ところで……だいぶ進んだけどなかなか追いつかないね。みんなはどのあたりまでいったの?』

うらん『うん、なんか『いかいのもん』っていってたよ』


シャル『猪飼の門……そんなのあったかな…
まぁ……まかせなさいっ(๑•̀ㅂ•́)و✧』

うらん『わぁたのもしいー』

シャル『(*´σー`)エヘヘ』



そして…少しずつ先に進んでいくとゴーレムが中央に居座っている妙な通路にやってきた。



シャルロッテ『今は停止しているけど……アレが動き出すとまずいな……』


ふたりはできるだけ端の方を歩きながら、ゴーレムをやり過ごそうとした…が………



シューーーー
ゴーレムから白い蒸気が吹き出し、目の部分が光りだしシステムが起動した!

ゴーレム『ピピピ………侵入者発見。』

ゴーレムの両腕には剣状の爪が仕込まれており、直撃すればただでは済まないはず。ゴーレムは完全に二人をターゲットとした。



シャル『まずい起動したっ!
うらんちゃんはあたしの後ろから離れないように!』

うらん『うんっ!』

シャルロッテは盾を構え、変わった形の剣を抜き払う。うらんも小さいながら戦闘態勢に入る。



うらん『くいっくもーしょん!ぶれいぶおーら!』
小さいながらも支援職の家系に生まれ、叩き込まれた支援魔法は本物だ。

シャルロッテの身体がすっと羽根のように軽くなり、更に力がふつふつと湧いてくる。

シャル『٩(๑⊙ロ⊙๑)۶オオオ、うらんちゃんすごいねっ』
 
と、シャルロッテはうらんに片目をつぶってから、剣を抜き、ピラーゴーレムに飛びかかった!




ひゅん!

縮地で一瞬で間合いを詰め、目の前に広がる赤床をAvoidし脇に逃げる。『あたしはココだよ!』とヘイトをまき散らしつつ、ピラーゴーレムを釘付けにする。




がっ!
重そうな蹴りをひらりと躱し、斬撃は大きな盾で吸収する。あんなに激しい斬撃だと、並の剣士なら盾越しにふっ飛ばされていてもおかしくはない。

が、シャルロッテは微動だにしない。
衝撃をうまくクッションし的確にGuardする。

味方を守るときには後ろに引くわけには行かないのだ。


たたたっ!うらんが右側に周り距離を取る。

小さく、小さく……
それでいて確実に通常慣れを入れていく。
その攻撃の影響はじわじわと大きくなる………

そして…………




ぐらッ……!
ピラーゴーレムの脚部に斬撃を入れた瞬間、ゴーレムに大きなスキが生まれた!


メテオストライクっ!

空高く舞い上がったシャルロッテの天空からの一撃はピラーゴーレムの動力を止めるのには十分なものであった。







ヒュゥウウウウウン


機械の停止していく音がとまりピラーゴーレムは完全に動きを停止した。


今のうち……行こう!







シャルロッテはうらんの手を取り奥へと進む。

どんどんと景色の変わる道を進んでいく。エリアごとに大きく変わる景色にとまどいながら、ふたりは歩を進めていった。

シャルロッテ『どっち?』
うらん『ん……こっち!』

シャルロッテ『って………ここ……!
異界の門じゃん!!』

平然と歩くうらん……
末恐ろしささえ感じたシャルロッテなのだった。



つづく





さてさて、ついに5話まで出てきましたー。
みじゅく扱いされていたシャルロッテとうらんのふたり。無事に見返すことはできるのでしょうか?

次回もお楽しみにね(o^-')b♬




劇場も少しずつ終盤に。
そろそろ出さないと、と思ってたんだよね。

またお正月には総選挙やらなきゃだし、年内になんとか終わらせなきゃね(o^-')b



でわでわ………

今日も元気に
行ってらっしゃい♬


またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆