1629.【らんな劇場】神結の軌跡⑧ 〜呼び出し〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!


今日は久々の
【らんな劇場】
神結の軌跡かむいのきせき
第8話をお届けしまーす!


瀕死のアユミをなんだかんだと
救ってくれたクルン。
しかしその直後、謎の声に怒られる
クルンはとても不愉快そうなのだった。

それでははじまりまーす!


ぶーーーー(はじまる音)


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

ブツブツ言いながら歩くクルンは
肩を落とししょげかえっていた。
さっきまでの元気は微塵もない。

声もかけられないくらいの
彼女の様子ではあったが、
たまらずゆうらんは意を決して、
おずおずと口を開く。

ゆうらん「な………なんかごめんね」

クルンはキッと振り返り、
可愛い顔で睨んでくる


クルン「ほんっとそれ!!
青髪の子といい、あんたといい
人間ってなんて脆い生き物なの!?
もっと鍛えなさいよ!」

アユミとゆうらんを交互に指差し
クルンは怒ってまくし立てる。

アユミ「そんなこと言ったって………」

ゆうらんは困惑するがあることに気づくっ
えっ?!

ゆうらん「青髪……らんちのこと…っ!?
らんちのこと助けてくれたの、
あなた?!」

クルン「だったらなんだっていうのよ!」

怒ったように言うクルンは、こう続けた。


クルン「あんたは護りの神の力を
攻撃に転じてしまった【誅罰者】

今後一切、神の力を行使することも、
神に護られることもない。

アタシもどうかしてたんだよね!
【誅罰者】を助けるなんて……っ!


でも……あのときのあんたは、
悪人には見えなかった。

本気で「助けたい」と心で願っていた。

もちろん、いまだって………。」

クルンはふたりに言うのではなく、
自分を納得させるために
言っているように見えた。

クルン「それで…
つい横からヒールかけちゃった♪」

てへぺろ!

とでも言いそうなほど
舌を出しおどけてみせるクルン。

天使って人間と大きく変わんないのね……


そんなことを考えながら、一行は
とぼとぼと果てしなく長い階段を登り…
一行は広い円形の場所にたどり着いた。


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

そこは神の居城に相応しく、
高い高い空に漂うように浮かぶ島。。。

地平線も見えないほどの遥か遠くまで
雲海が広がっている。





その中央には……
クルンと同じような髪色をした女性が
空中に浮かんで待ちかまえていた。



こころなしか怒っているようにも見える…

それを見てハッとしたクルンは
あわてて胸の前で印を組みだす……
眩しい光とともにクルンの衣服が
弾け、再構成していく………


あ、着替えたのね……(。>﹏<。)




クルン「ゼーレ様…」

その名を呼ばれるのを待っていたかのごとく
ゼーレが口を開く。

不快感をあらわにしたその表情からは
頼みごとを聞いてもらえるような
雰囲気ではないのは明白だった(。>﹏<。)

ゼーレザウガ「ウィンクルンっ?!

あなたは【誅罰者】を
『また』助けましたね?
てか………連れてきたの?!」



クルン「ご…ごめんなさぃっ!」

ゼーレザウガ「ほんとにもう……」

といいながら額に手をやり小さく首を振る。
ひと通り呆れ返ると、ゆうらんに向き直り

こう……言い放った。
ゼーレ「貴女は神の力を悪用した、
【誅罰者】と認定されています。
人を癒やすための力を破壊の為に転用した。

これは許されることではありません。

………どんな理由があろうとも、です。」


ゆうらんは、内心サラッとお許し戴けると
かすかな期待を持ってはいた。

今まで、自分を言い聞かせるために
家族のため、ソフィアのためと……
正当化しようとしていたが、ゼーレの
お言葉は弱ったゆうらんのココロを砕くの
には、十分であった。

このときばかりは、しでかした事の重さに
己の愚かさに下を向き唇を噛んだ。



たとえ、目の前で実姉を殺されても……

力の差は歴然とし、
逆立ちしてもまったく敵わないであろう
強大な魔族に、唯一対抗できる魔法が
ロストチュアリ………

ソレしかなかったとしても……。


やはり、許される行為ではなかったのだ。


ゼーレ「わかってますよね?
わかったら……外界に帰りなさい。」


ゆうらん「………承知しています」

ゆうらんには神を前にして返す言葉もない。
罪の深さを悔い……

すべてを諦めよ……ぅ…と…………?

すると
突然アユミが口を開いて反論する。

アユミ「ちょっとまって?!
ゆうらんさんは魔族を封印したでしょ!?

『天界の人も手が出せなかった
強大な魔族を封印するために
その身を犠牲にしてくれたんですよ!

おねがいっ!ゆうらんさんに
神の力を戻してあげてくださいっ!」


今まで微動だにしなかったゼーレの
こめかみのあたりがぴくっと動いた。


つづく




:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

はいっ!
種の女神の子、ゼーレザウガちゃん
登場させちゃいました(ㆁωㆁ*)

ゼーレちゃんはホント表情が
くるくる変わって大好きなんですよねー。

さてさて、アユミの一言で空気が変わった
この場の空気……どうなるのかな、かな?

次回をお楽しみにです(o^-')b



でわでわ………

今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b


またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆




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