らんです！
今日は
【らんな劇場】
聖なるチカラRev.最終話を
お届けしまーす(*´艸｀*)
神への不信から聖魔法が
使えなくなってしまったらんな。
恩師アローヌに相談するも糸口を
見つけられず飛び出してしまう……
果たして………？
でわでわ……最終話。
ごゆっくりご覧ください(o^-')b
ぶーーーー（はじまる音）
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
寺院を飛び出したらんなは、
俯いたまま足の向くまま走っていた。
過去を振り切りたいからなのか…
現実を見ずにいたいからなのか……
いまはなにもわからない………。
どれくらい走っただろうか…
ふと気が付くと見たこともない
郊外に出てきていた・・・。
あ…れ？
らんな「あれ？
ここは………どこ？」
………完全にまいご。
らんな「えぇぇえΣ(ﾟﾛﾟ｣)｣
どどどどーしよう(ó﹏ò｡)」
しかし、
あわてて狼狽するらんなを
耳を裂くような雑音が
聞こえてきた……！
それは
エレキギターのようなものを持った
大柄なゴブリンっ………。
通称
ゴブリンアニキ
ゴブリンアニキは岩山の上に乗り、
気勢を上げていた。
………完全にまいご。
らんな「えぇぇえΣ(ﾟﾛﾟ｣)｣
あいりセンセ？らんち！？
どどどどーしよう(ó﹏ò｡)」
しかし、
あわてて狼狽するらんなを
静止するかのように…………
耳を裂くような雑音が
聞こえてきた……！
それは
エレキギターのようなものを持った
大柄なゴブリンっ………。
通称
ゴブリンアニキ
ゴブリンアニキは岩山の上に乗り、
気勢を上げていた。
周りのゴブリンがそれに呼応する。
明らかに異様な盛り上がりを見せる
ゴブリンアニキたちの視線の先には……。
らんな
「……サヤカさんっ！」
あれだけ大事に毎日磨いていた愛銃は
ゴブリンの手に取り上げられ、
片膝をつき、肩で息をしているサヤカ。
サヤカガ、アブナイ！
ぐっ！
愛用の杖を握りしめ
助けに行こうと足を踏み出し！
…踏みとどまる……。
（いま出て行って何が出来るのよっ！
サヤカ「きゃぁぁぁっ！」
大きく響くサヤカの悲鳴！
見るとゴブリンアニキが、
ゆっくりと動き出していた！
らんな
「……サヤカさんっ！」
あれだけ大事に毎日磨いていた愛銃は
ゴブリンの手に取り上げられ、
片膝をつき、肩で息をしているサヤカ。
サヤカガ、アブナイ！
ぐっ！
愛用の杖を握りしめ
助けに行こうと足を踏み出し！
…踏みとどまる……。
（いま出て行って何が出来るのよっ！
魔法も使えない……っ！
支援なんて……
できないのにっ！）
よし、だれかっ！
助けを呼びに行こうとするが
まいごである事を思い出す……。
らんな「ど、どうすればっ……？！」
待っていても事態は好転しない。
よし、だれかっ！
助けを呼びに行こうとするが
まいごである事を思い出す……。
らんな「ど、どうすればっ……？！」
待っていても事態は好転しない。
待っていてもヒーローは現れない。
そして……
サヤカ「きゃぁぁぁっ！」
大きく響くサヤカの悲鳴！
見るとゴブリンアニキが、
ゆっくりと動き出していた！
巨大なエレキギターのようなものを
サヤカに向かって………
振り下ろすっっ！
がきぃっっっつ！
耳をつんざく音が至近距離で炸裂する。
死ぬってそんなに痛く無いんd.......
んん？
あれ…？なにも起こってない……？
サヤカが恐る恐る目を開けると……
サヤカ「らんなさんっ…！」
目を見開くとサヤカの眼前には、
ゴブリンアニキのギターを、
愛用の杖でしっかりと受け止めている
らんなの姿……
らんな「えへっ……だ、だいじょぶ？」
戦闘訓練など受けていない聖職者の
サヤカに向かって………
振り下ろすっっ！
がきぃっっっつ！
耳をつんざく音が至近距離で炸裂する。
死ぬってそんなに痛く無いんd.......
んん？
あれ…？なにも起こってない……？
サヤカが恐る恐る目を開けると……
サヤカ「らんなさんっ…！」
目を見開くとサヤカの眼前には、
ゴブリンアニキのギターを、
愛用の杖でしっかりと受け止めている
らんなの姿……
らんな「えへっ……だ、だいじょぶ？」
戦闘訓練など受けていない聖職者の
肉体には、なかなかの衝撃のハズ………
しかし、
しかし、
らんなはキッ！と
ゴブリンアニキを睨みつけ…………
ゆっくりと言葉を紡いだ。
らんな「わたしの………
大切な………
カゾクに……………っ！
なにすんのよぉぉぉっ！」
するとらんなを中心に、
輝く緑色の魔法陣が展開される！
ふたりはその大きな魔法陣に
優しく包まれていた。
サヤカ「さ……サンクチュアリ……」
……封印されていたサポートスキル。
誰もが望み、
身につけられるものでは
………無い。
そして矢継ぎ早に支援魔法が
展開されるっ！
らんな「プロテクション！
ブレス！ グロリア！
ウォークライっ！」
……みなぎるチカラにサヤカは
すっかり回復していた。
ひるむゴブリンから愛銃を奪い取り………。
サヤカ
「ふふふ…♡
今度はこっちの番ですよっ！」
ゴブリンアニキ
「！！」
サヤカ
「行っけぇっ！
スナイピングっ！」
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
あいり「あらそっちにいたのね
ゆっくりと言葉を紡いだ。
らんな「わたしの………
大切な………
カゾクに……………っ！
なにすんのよぉぉぉっ！」
するとらんなを中心に、
輝く緑色の魔法陣が展開される！
ふたりはその大きな魔法陣に
優しく包まれていた。
サヤカ「さ……サンクチュアリ……」
……封印されていたサポートスキル。
誰もが望み、
身につけられるものでは
………無い。
そして矢継ぎ早に支援魔法が
展開されるっ！
らんな「プロテクション！
ブレス！ グロリア！
ウォークライっ！」
……みなぎるチカラにサヤカは
すっかり回復していた。
ひるむゴブリンから愛銃を奪い取り………。
サヤカは今までの仕返しとばかりに
その端正な顔が僅かに綻びる。
サヤカ
「ふふふ…♡
今度はこっちの番ですよっ！」
ゴブリンアニキ
「！！」
サヤカ
「行っけぇっ！
スナイピングっ！」
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
〜らんな家〜
あいり「よかったね。らんなちゃん
チカラがもどって。」
らんな「あいりセンセ、それスタンドです…」チカラがもどって。」
あいり「あらそっちにいたのね
メガネが無いとよく見えなくて(｡>﹏<｡)
でも、ほんとに良かった(*´艸｀*)」
らんな「ほんと良かったですー
ずずず（紅茶をすする）
（たぶん・・
わたし回復量とかばかりに
気を取られて支援とは何かって
目的を見失ってたのね。
支援とは
大切な存在を「護る」こと。
らんな「ほんと良かったですー
ずずず（紅茶をすする）
（たぶん・・
わたし回復量とかばかりに
気を取られて支援とは何かって
目的を見失ってたのね。
支援とは
大切な存在を「護る」こと。
役に立つとか立たないとかじゃない。
『誰かを護りたい』
その想いが、支援魔法の原点なんだね……
アローヌ様は……
アローヌ様は……
それを教えてくれたのかもね…）
うらん「でっ？でっ？
それからどーなったのーっ？！」
サヤカ「………でねっ！
もうわたし、「死んだ」って
覚悟してあきらめたときに、
らんなさんが突然来てくれてねっ！
こう、ガシッとゴブリンアニキの
むこうのソファでは、
ぴょんぴょん飛び跳ねながら
うらんとサヤカが話している。
ぴょんぴょん飛び跳ねながら
うらんとサヤカが話している。
うらん「でっ？でっ？
それからどーなったのーっ？！」
サヤカ「………でねっ！
もうわたし、「死んだ」って
覚悟してあきらめたときに、
らんなさんが突然来てくれてねっ！
こう、ガシッとゴブリンアニキの
楽器を杖で受け止めて・・・・
もうすっごくうれしくてですねー！！」
らんな「ぶーーーっ！」
勢い良く紅茶を吹き出すらんな。
サヤカ「らんなさん！わたしっ
家族の一員なんですよねっ♬
よねっ！？
」
らんな「あ、あれはそのっ！
えっ？あっ！そだ！
洗濯物………っ！」 ぱたぱたぱた
らんち「ははっ( ´∀｀)
もう洗濯物なんて無いのに、
どこ行くんだよー」
うらん「はずかしいんだね、
なーちゃん、あはは(｡>∀<｡)」
あいり「らんなちゃんらしいですねぇ、
うふふ(´ｖ｀)」
サヤカ「ねーねー！
「わたしの家族にーーぃ！
なにすんのよぉぉっ！٩(๑òωó๑)۶」って！もうすっごくうれしくてですねー！！」
らんな「ぶーーーっ！」
勢い良く紅茶を吹き出すらんな。
サヤカ「らんなさん！わたしっ
家族の一員なんですよねっ♬
よねっ！？
」
らんな「あ、あれはそのっ！
えっ？あっ！そだ！
洗濯物………っ！」 ぱたぱたぱた
らんち「ははっ( ´∀｀)
もう洗濯物なんて無いのに、
どこ行くんだよー」
うらん「はずかしいんだね、
なーちゃん、あはは(｡>∀<｡)」
あいり「らんなちゃんらしいですねぇ、
うふふ(´ｖ｀)」
サヤカ「ねーねー！
家族なんですよねー！！(o^-')b」
らんな
らんな
「もうやーめーてーーっ！」
落ち込んでいたらんなに笑顔が戻り
らんなん家では、今日もまた、
ずっと笑い声が響いていましたとさ。
めでたしめでたし。
ＣＡＳＴ
落ち込んでいたらんなに笑顔が戻り
らんなん家では、今日もまた、
ずっと笑い声が響いていましたとさ。
めでたしめでたし。
おしまい
ＣＡＳＴ
らんな らんち うらん あいり
サヤカ
らんな
アローヌ（友情出演）
制作:2019聖なるチカラRev.プロジェクト
アローヌ（友情出演）
制作:2019聖なるチカラRev.プロジェクト
監修:魔道士らんなのトーラムまいご日記
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
あとがき
支援とは大切な存在を護ること。
家族、
フレンド、
ギルメン、
ナイト、
姫、相方、
ご主人様(飼い主)……
守る（護る）対象はひとそれぞれ。
でもその想いは、みんな同じハズです。
そして「護り方」にもひとそれぞれ。
らんなの護り方は『支援魔法』
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
あとがき
支援とは大切な存在を護ること。
家族、
フレンド、
ギルメン、
ナイト、
姫、相方、
ご主人様(飼い主)……
守る（護る）対象はひとそれぞれ。
でもその想いは、みんな同じハズです。
そして「護り方」にもひとそれぞれ。
らんなの護り方は『支援魔法』
それは荒ぶる強さではなく、
頑強な防御能力でもなく、
『仲間を護りたい』
ただ……それだけの想いなのです。
頑強な防御能力でもなく、
『仲間を護りたい』
ただ……それだけの想いなのです。
支援を志すみなさんにも、なにかの
きっかけになっていただけたら
ほんとに嬉しく思います(〃∇〃)
さて、
今回の劇場は2016.2月に創った
らんな劇場『聖なるチカラ』の
スクショを一新し、ストーリーを
変えることなく掘り下げた、
再編集バージョンとなります。
単なる焼き直しではなく
3年以上たっても変わることない
わたしの支援への想いの再確認。
うまく表現できてたらうれしいです。
それと！
実はもう1つ隠された試みを
していました(*´艸｀*)
それは………
去年のtweetで…
ちょうど一年前にやった、
ツイッターの『診断メーカー』で
出てきた診断結果のタイトルを
もとに再編集してみました♬
「らんなの人生」ってタイトルには
ならなかったのと、
順番は少しだけ変えちゃったけど、
副題はなかなか
シンクロしてるでしょ(*´艸｀*)？
これ……
ずっとやりたかったんだよね(o^-')b
最後までお付き合いいただき、
ほんとに(ㅅ´ ˘ `)♡ありがとでした！
また次回のもお楽しみに(o^-')b
でわでわ……
今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b
またねっ♪(ﾟ▽^*)ﾉ⌒☆