485. 【らんな劇場】夢幻の幽花SP 〜優き読声〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!




今日は、少し前にお届けした

らんな劇場夢幻の幽花
おまけストーリーをお届けしますね。






小さな冒険者となった
うらんですが、

家に帰ると普通の女の子。



そんなうらんに今日は、
お客さんが来たようです



さてさて
さっそくはじめますね(*´艸`*)




ぶーーーー(はじまる音)




:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:


うらんの部屋から
バタバタと音がする。

今日はお友達が来ているようだ。



ドンっ!ダダダっ!

それにしても……

およそ女の子の部屋からは
聞こえるはずのないような
音が聞こえてくる。



ゆうらん「もう…っ

ケガさせなきゃいいけど(。ŏ﹏ŏ)

うらんー!四葉ちゃんにケガ
させちゃだめよーっ!」


うらん「(๑•﹏•)/はぁい!」

小さく返事が返ってくる。

ゆうらんは、小さくため息をついた。

そう、今日は四葉ちゃんが
遊びに来ているのであった。



いつも、男の子とばかり
遊んでいるうらんが
唯一たったひとりだけ
いっしょに遊ぶ女の子。


とってもなかよしなんですよね。







うらん「うきゃーっ!だだだだ!」

四葉「そんなものはきかぬー!」

うらん「こしゃくなぁ!」

四葉「ふっ、それでおわりかー!」




……何をしてるんだか……

(。ŏ﹏ŏ)(。ŏ﹏ŏ)(。ŏ﹏ŏ)




:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

しばらくすると………

階段を駆け降りてくる
うらんと四葉。



うらん
「ままーっ。これ読んでーっ。」

目を輝かせて絵本を持ってくる
うらんと四葉。



ゆうらん「いまお掃除してるのよ~
あとでもいいかな?


優しく諭すゆうらんに……
駄々をこねるわけでもなく



ふたりはキラキラした眼差しで
ゆうらんを見つめている………。

うらん「まま……」
 



ゆうらん「ぅ…もう。わかったわよ
はいはい。そこに座りなさい


うらん「 *。٩(ˊᗜˋ*)و*わーい」

四葉「やったぁっ٩(๑´0`๑)۶」


ちょこんと仲良く座るふたり。
何度も読んだお話なのにね。



ゆうらんは、優しい声で読む。
時には大きく時には小さく。
登場人物に合わせて声色を
かえ……

うらんはその読み声に、
釘付けになるのである……。









にじいろらいおんのおかいもの



おおきなそうげんに
おおきならいおんがいました




がおー。がおー。


らいおんはおなかがぺっこぺこ


がおー。がおー。




しかしたべるものがありません。



しかたがないので、
ぱんをかいにいきました。


ここはくじゃくのぱんやさん



らいおんは「ぱんをくださいな」
といいました。


しかし、くじゃくは
「わたしゃおしゃれなひとにしか
うらないよ。

あんたはどう?
どろだらけじゃないか」


らいおんは

しょんぼり。




とぼとぼとかえっていきました。



しばらくあるいていると、

むこうのほうから、なんと

あざやかなにじいろらいおん
あるいてきたのです。



「ど、どうしたんだい。そのいろは」



「むこうのぬまに、
くろいまほうつかいがいるんだ

このとおり、
まほうをかけてもらったのさ」


らいおんはそのはなしをきき、

よーっし!
ボクもおしゃれになろう!

とぬまにむかってあるいていきました。




「こんにちはー 
こんにちはーーーっ」


ところがどこをさがしても、
まほうつかいは
みつかりません。


「おかしいなぁ がおぅ」





らいおんは

しょんぼり、

しょんぼり





とぼとぼとかえっていきました。



「そういえば。くじゃくさん、

どろだらけっていってたな…



らいおんはそのことばをおもいだすと

みずうみにいき、

ながねんあらっていなかったからだを

ごしごしとあらってみました。





するとどうでしょう。



らいおんのからだは、みちがえるように

きれいになったではありませんか。



らいおんは、おそるおそる
くじゃくのぱんやさんにいってみました。



くじゃくがおおきなこえで
めをみひらいて、いいました。

「おまえさん…っ!



らいおんは、
またおいかえされるのかと

かくごしてめをつぶりました。





しかし、くじゃくはつづけます

「おまえさん…
きれいになったじゃないか!」


らいおんは

「え……っ?ぼくは

にじいろおしゃれじゃないよ」

といいました。


くじゃくは

「なにをいってるんだい。


おまえさん。

こうしてきれいにしてきたじゃないか。

ほら、おなかがすいてるんだろ?

やきたてのぱん、めしあがれ」




らいおんは(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"

おいしそうにぱんをたべました。



とてもおいしいぱんでした。








はでにかざらなくても、

まほうなんてかけなくても、

じぶんはじぶん。



こころはあざやかな

にじいろらいおんになれたよね(o^-')b




おしまい



:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:


ゆうらん「……おしまいっと。

……ん?


うらん「くーくー」
よつば「むにゃ…」



ゆうらん「ふふふ(*´艸`*)

まだまだ子どもね。ふたりとも。

あかちゃんみたい(*´ω`*)


ゆうらんはふたりに
おふとんをかけてあげ…

目を細めて
かわいい寝顔をいつまでも
ながめていましたとさ。


おしまい。


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

CAST

うらん
らんな
ゆうらん
こらん
四葉
小葉(友情出演)



制作 2016夢幻の幽花制作プロジェクト

提供 魔道士らんなのトーラムまいご日記

絵本 「にじいろらいおんのおかいもの」
   2016 まいご出版 著者らんな

:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:



はい、いかがでしたかー?

絵本の続きが読みたいっていう
お声がありましたので、
続き書いてみましたー(*´ω`*)



着飾るのではなく
虚勢をはるのでもなく

素の自分を磨こうねって言う感じかな。




絵本書くの初めてなんで
ちゃんとできてますか?




と、ゆーことで
夢幻の幽花はおしまいです。

また違うシリーズで
おあいしましょーね。


でわでわ………

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆


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