「最愛」欲しがる前に | recall

「最愛」欲しがる前に



貴方との電話
前ならば嬉しくて仕方無かったのに
今は何故
哀しみと虚しさが募る
最愛の貴方は其の笑顔を何時も僕以外の誰かに向ける
仕事と割り切れたなら
どんなに楽だっただろう
そう思えば息が止まりそうに成る
どんなに思っても
どんなに思っても
届く事の無い想い


弱さの為所に出来たなら
逃げ場が在るだろう


互いに「最愛」で無ければ
逃れる事は出来ただろう


引き返す事等出来ない事は
もうとうに分かって居る


其れでも着いて逝くと決めたのだから
僕に文句を云う権利は無い


其れでも答えを求めてしまう自分の愚かさに
目を背けてしまう


少しずつ只の恋人から貴方の「最愛」の人に変わりたい想いが募る
今の貴方には求められない事と分かって居ながら


誰かに溺れてしまわぬ様に
貴方を想う


貴方の優しい嘘を信じ
甘えられたなら
僕はこんな風に等成らなかった?

同じ事だっただろう


考えても仕方無い事ばかり考えてしまう
痛い想いだな
例え誰に抱かれて居ようが
貴方を消す事等出来ない
毎日違う男に抱かれる仕事を選んだのは僕
戻れはしない関係を望んだのも僕


僕が貴方との今の関係を
今後も続ける事が出来たなら
貴方との関係は切れない


もう今は其れだけで良い
諦めを付けてしまおう
出来る事ならば…