私の妄想です
全て嘘の妄想小話です
いろいろご注意下さい🙇
「はぁ~、、スッキリした」
わざとらしく声に出して
リーダーの隣に座る
もう何を言われたって動じないからね
「ふふ、、ムードもなんもないじゃん」
「そう?
じゃあさ、、今から、、する?」
肩を抱いて、余裕をみせる。
ムードなんてこれからいくらでも作れるよ。
とりあえず呑みなおして、、と。
酒を一口、口に含んで
リーダーの空いたグラスにも酒を注ぐ。
今からする?なんて誘ってみたけど
どうせリーダーもそんな気ないのは
わかってるから肩に回した手をおろした。
ハッタリだよ!ハッタリ
「リーダー、、まだ言いたいことあるよね?おれ、ちゃんと聞くからさ。おれに悪いところがあるなら直すから。ちゃんと話してくんないかな、、」
リーダーはこっちを見るわけでもなく
視線を落としたまま聞いている。
まだ疑ってるんだよね?
まだ言いたいことあるんでしょ?
おれも翔くんのこと聞きたいし
二人の様子をちゃんと知っとかないと
最後までできないからね
何でも聞くよ、、
「、、しよっか、、翔ちゃん」
「えっ、、」
「しよ、、」
しばしの沈黙のあと、、
艶かしい表情で「しよ、、」なんて
おれの予想とは全くちがう反応が返って
きたもんだから、リーダーのこと
二度見しちゃったよ
マジか、、、
急にどうした?
翔くんに言いたいことあるんでしょうよ?
そんな顔で言われたら
ドキドキするじゃん、、
なんなら、肩を抱いた時だって
「調子乗んなよ」って怒ると思ってたよ
トイレに行ってる間に
なにかあったの?
それに、浮気してるかどうか疑いながら
そういうことできるわけ?
なに?
浮気してる翔くんに抱かれると
興奮するとか?
そういうシチュエーションに燃えるの?
まさかとは思うけどプレイの一種?
快楽のための二人の壮大なお芝居とか?
なんなの?
「今?、、こ、、ここで?」
「そうだよ。嫌なの?」
「や、、嫌じゃないよ!ここでは、、ちょっと、、」
「、、、翔ちゃんから誘ってきたくせに」
おれから誘ったけど
まさか本当にヤるなんて思ってないし
さすがに、ここではできないし
動じないって言ったけど
それとこれは話が別だろ。
「そうなんだけどさ、、、」
「もういいよ!やっぱりおかしい!オレのことバカにしてんの?」
「そんなことないって」
隣り合ってた姿勢から
膝を付き合わせるようにして向かい合う
どう考えても
おれが不利な状況なんだけど
正直、ホッとした。
「Hしよ、、」って迫られるより、
怒られて、責められるほうがマシだ。
このまま、リーダーを抱くなんて
おれには無理だし、
そもそもどっちがどうなのかも、
知らないし。
もう少し情報が必要なんだ
翔くんに聞いた話しとは全然違うから。
会話の中から手がかりをつかまなきゃ。
お互い気持ちよくなりたいし
相手を喜ばせないとヤる意味ないから。
、、、、
もし、翔くんが抱かれる方だとしたら
どうしよう、、。
リーダーなら、、、アリかな、、。