私の妄想です
自己満足の願望の妄想話です
いろいろご注意下さい🙇
目を開けると
さとしくんと目があった。
ずっと見られてたのだろうか?
目が合うと急に恥ずかしくなって
余韻を楽しむ余裕もなく
俺の方から離れた
「翔ちゃん 長いよ」
「ごめん、、嫌だった?」
「ふふ、、嫌じゃないよ。
でもさ、、」
嫌じゃないって言うけど、まだ周りを
気にしてる。キスは嫌じゃないけど
ここでするのは嫌だったんだよね
俺たちは常に誰かに見られてるから
何をするにも警戒してる。
もう癖みたいなもので誰もいないと
分かってても、気を抜かないし、
恋人と会ってるところなんかを
撮られたら終わりだと思ってる。
今の恋人はさとしくんだから
撮られてもいいんだけど、さすがに
キスしてるところは、、、ね、、、。
「誰もいないから、大丈夫だよ」
「翔ちゃん、、油断は禁物だよ!
どこで見張られてるかわからないよ」
「そうだね、、、」
さとしくんは数年前のスクープ以来、
徹底して 撮られないようにしてる。
そもそもあまり家から出ないし
相手は俺だから、一緒にいても怪しまれないからね
「わかってんの?」
「わかってるよ、、あれは違うからね」
それに比べて俺は、、、
あんなくだらない写真を
スクープ記事みたいにされて騒がれて
いい迷惑だよ
「だから気を付けろってこと。」
「はーい、、。あのさ、なんで俺たちは
撮られないんだろうね。ノーマークだよね」
「ふふふ、、今のオレたちを撮れば
大スクープなのにな」
「ほんとだよ!あんな写真ばっかり出さないで、今の俺たちを撮って記事にしてほしいよ」
ふざけて、さとしくんに抱きついてみる。
さとしくんもノッて 俺の腰に手を回す
「その前に、3人に話さないとな」
「そうだね。週刊誌で知ったらびっくりするだろうね」
「3人ならわかってくれるよ」
「そろそろ、隠すのも疲れてきたからね」
「ふふ、、だから隠せてないんだって、
翔ちゃんは!」
あはは、、そうなの?
うん、、でもそうかも。
さとしくんのことは一秒たりとも
見逃したくないし、
休止を決めてからは、どんなさとしくんも
目に焼き付けておきたいから。
そりゃ、デレデレしちゃうよね
こんなにかっこよくて、可愛いんだから
「あ、、、さとしくんの頭にも、、」
頭についた花びらをとろうと
手を伸ばす
「翔ちゃん、、、」 ちゅっ、、
「ちょっと、、、ダメだよ、、」
「ふふ、、さっきのお返し」
ほんとだね、、
不意打ちのキスはドキドキするよ
ほら、シャッターチャンスだよ、、
なんて、見せつけるように
抱き締めあう
「さとしくん、今から俺んちで
花見の続きしよう」
「ん?」
「今日は来てくれるんでしょ?」
「じゃなくて、お花見の続きってなに?」
「それは、、、あとでのお楽しみ」
結局ね、俺は
花より団子よりさとしくんなんだよ
さとしくんを愛でて
さとしくんを食べて、、のんで、、、
たくさんピンクの花びらを散らして
また愛でる、、、
最高の花見
こんやは身体中
桜井マーク満開にしようかな
綺麗だろうな
どちらからともなく手を繋ぎ
来た道を戻る
「来年は5人で来たいね」
「さとしくん、来てくれるの?」
「当たり前だろ」
そうだよね!
花は散ったって、
桜の樹はここにある
また新しい花を咲かせて
俺たちを魅了する
待っててもいいかな
楽しみだな、、
夢見草
【桜の異名】
夢のように美しくも儚く散ってゆく桜
儚くも夢のように美しく愛おしい桜
おしまい🙌
いつも読んでくださる皆さま
4月もよろしくお願いいたします
ついでにちょっと
余計なこと書いてしまいましたね、、
花見もしてないし
結局よくわからんオチ。
おまけ あるかもです。
