明けましておめでとうございます🙇
 
 

ずっと年末の挨拶のまま残ってるのが

気持ち悪いのでご挨拶だけでも。
 
 
あらしずダイアリー、私はまだ観てません。
ネットニュースにあがっていて
たった一言でも、なんだか気が重くなってしまって。
たぶん、一年間観ていけば納得できるように
作られているんだろうし、ファンをどん底に
落とすような番組を今さら見せないとは思うから、
最後まで観ますけど。それから感想ですね。
 
 
というわけですが(笑)
お話しは現実事実は関係なく、お名前は借りますが
私の願望の妄想、ただそれだけの別の世界です
 
 
 
ご挨拶だけではなんですので、、、
ここから妄想のお話です🙇
 
 
 
 
 
 
手を伸ばせば、、いや、触れなくとも
確かに感じる気配、体温、、今朝は
それが感じられない。
 
「、、さとしくん、、、?」
 
 
 
さとしくんと一緒に帰ってきたのは
年が明けてずいぶん経ってからだ。
ここ何年かは 紅白、カウコン、初詣を
済ませるとどちらかの家で元日を過ごして
いる。
 
今年はさとしくんちに帰る
 
 
「疲れたから、さっとシャワー浴びて寝ようか、、。」
 
 
「そうだね。先にどうぞ」
 
一応ね、さとしくんが先輩だから
先に入ってもらう。そういう礼儀は
親しくなった今でも変わらない
 
 
俺がシャワーを浴びてベッドに入る頃には
寝息をたてて気持ちよさそうに眠って
いたから そのまま腕に抱いて一緒に
眠った。
 
 
毎年、そのまま朝を迎え、
時々目を覚ますけれど起きられなくて
昼頃になるとやっと頭と身体が
目覚め始める
 
 
身体が目覚めると、することはひとつ。
 
二人で一汗かいて 風呂に入って
それからお酒を呑んだり、簡単なおせちを
食べたりして正月モードに入る
毎年、元日はこうして過ぎていくんだけど
 
 
今年は俺の横に寝てるはずの
さとしくんがいなくて調子が狂う
 
「さとしくん、何してるんだろう、。」
 
 
リビングに行くと、珍しくテレビを見ながら
コーヒー飲んでくつろいでる
 
 
「あっ、翔ちゃん、おはよ。コーヒー飲む?それとも、もうお酒のんじゃう?」
 
俺に気付くと、立ち上がろうとするから
 
「いいよ!いいよ!座ってて。自分で
やるから」
 
 
自分でコーヒーをいれて、さとしくんの
隣に座ってその横顔を観察する
ふぅふぅして飲んでる姿も
いつもと変わらず39歳とは思えない可愛さだ。
 
 
「んふふ、、なにジロジロ見てんの?」
 
 
「いや、、起きたらいなかったから、、」
 
 
「目が覚めたからさ、何か作ろうかなと
思って。お雑煮食べるでしょ?」
 
 
「たべるけどさぁ、、、」
 
 
俺がまずやりたいことは、
そうじゃないから、、、。
少し甘えたくなって 
ぴったりくっついてみた。
 
「ふふふ、、、どうしたの?まずは
オレを食べたかった、、とか?」
 
 
「そうだよ、、、。毎年そうだろ?
さとしくんこそ、どうしたの?」
 
 
「うん、、あのさ、、」
 
 
さとしくんは
ゆっくり立ち上がってキッチンに向かい
冷蔵庫からおつまみを取って
IHの電源をつけ、ポツポツ話始めた