私の妄想です
腐的な要素含みます
苦手な方はお戻りください🙇
~Side O~
街はクリスマス一色に染まる
会社の連中も
その日は朝からそわそわしてる
オレはクリスマスにこだわりもないし
こうあるべきだといった理想もないし
いつもと何ら変わらない一日だと
思ってるんだ
まぁ、そうは言ってもここ何年かは
クリスマスの特別感を少し味わってるし
今年もそんなクリスマスだといいななんて
思ったりしてる
ただ一緒に過ごすだけの特別な時間
外回りから会社に戻ると
女子社員が後輩を誘ってるところを
目撃する
きっと断るだろうと思いながら
そっと近づいてみる
「ごめんなさい、、予定があるから」
ほらね。
がっかりする女子社員を見て
オレはガッツポーズ
思った通りで嬉しくなる
昨年の花火大会の日も
いつも通りに仕事を終えて会社に戻ると
誘いを断ってる後輩を見たんだ
もしかして相手がいるのか?と探ると
相手はいないと聞いてホッとした
もちろんオレにも相手はいないので
会社に残って一緒に花火を見た
その年のクリスマス
もしかしたらまた、、、
って少し期待してしまうようになっていた
もし一緒に過ごせるなら
少しでもクリスマスムードを味わいたくて
ケーキを買ってから会社に戻ったんだ
しばらく後輩の様子をうかがってると
女子社員が近づいて何か話し始めた
後輩が軽く頭を下げているのを見て
誘いを断ったんだなと確認してから
予定があるのか聞いたんだ
今思えば、だいぶん気持ち悪いなオレ
予定はないって
期待通りの答えが返ってきたから
仕事を終えて一緒にケーキを食べた
二人じゃ食べきれないくらい
大きなケーキをわざと選んだのは
少しでも長く一緒にいたかったから。
食べ終わるまで時間がかかるだろ?
もちろんなかなか減らなくて
「もっと食え」って無理やり
食べさせるっていう
思わぬラッキーもあって
楽しいクリスマスだったよ
もうこの頃は
特別な感情を持ってることを自覚していて
日に日に想いは募っていったわけ
だからって、自分の気持ちを伝えるのは
相手にとって負担だろうなって思ってるよ
今年の花火大会の日だって
いつもと変わらない一日に、
二人で過ごしたっていう
少しだけ特別なことが加わった
それだけで十分だと思ってる
かなりの見切り発車ですので
前後の繋がりとかおかしいかと
思いますが、自己満足話なので
気にしないで下さいませ