茂助の庵

元旦の遮光解除

令和６年能登半島地震で被災された皆様には心からお見舞い申し上げます　今年は元旦に赤花と朱金色花の遮光キャップを外しました。赤花は早めに外すとコッテリした濃い赤色になり、遅く外すとスッキリとした薄い赤になると言われています。極紅、女雛、燦宝は夫々３鉢ずつ花芽が出ているので、１月１日、２月１日、開花直前の３回に分けてキャップを外し、色の違いを比べて見ようと思っています。東の光(赤花）歌麿(赤花）極紅(赤花）祥紅(赤花）緋鵬(赤花）舞妓(赤花）女雛(赤花）燦宝(朱金色素心花）作場の中の光量：ヨシズに近い所にキャップを外した鉢を置いていますこのままで弱く冷たい光を当てながら自然に花茎が伸び上がるのを待ちます。

新春

年の瀬

　今年も残り少なくなって来ました。歳を重ねる毎に１年過ぎるのが実に早く感じるようになっています。毎年のことではありますが１年間無事に過ごせたことに感謝しつつ、来る年も元気で蘭と遊べる年であって欲しいと祈る年の瀬です。今年棚に入れた春蘭。福の光(富山県産）多摩の夕映（新潟県産）１月開花見込みの阿里山春蘭（糸蘭）呉鳳。今年の花芽は３本、外棚で最低気温が氷点下でも大分伸び上がって来ました地エビネの冬至芽。落ち葉が蒲団代わりの地エビネコーナー落ち葉をかき分け花芽探ししっかりした冬至芽が出ていました縁起物の赤い実。万両　野鳥に大分食べられています千両　防鳥ネットでガードしました十両今年の正月飾り。小さな床の間に鏡餅、右に日本春蘭の福の光、左にはその子供の富貴の光を飾ります玄関に庭の千両を切って飾るのは毎年恒例です今日が今年最後の更新になります。今年もご覧頂きありがとうございました、どうぞ良い新年をお迎えください。

日本春蘭と春寒蘭の花芽たち

　今日は日本春蘭と春寒蘭のうち１年以上花を見てない株に出た花芽の現況をアップします。春蘭はこれから厳しい寒さを体感することで春には花茎を伸ばした良い花が咲いてくれる筈です。今年は大虹の花芽が途中で動かなくなり初花が見れなかったので、この花芽たちには元気に咲いてくれることを願っています。日本春蘭の花芽。東の光（赤花）歌麿（赤花）舞妓(赤花）燦宝（朱金素心花）柴天竜（紫花）雪月花(覆輪花）春寒蘭の花芽。一条の誉(更紗花）浩徳の花(紅花）番外編。長生蘭(石斛)の金山金剛：葉の反対側に米粒大の花芽が確認できます季節の花。洋ランのリトルフェアリー・ゴールデンマリー　１０年前はミニだったのが最近はどう言う訳か４０㎝を超えて来ました(笑）未だ蕾が沢山見えるので最終的には１５輪以上咲きそうです月曜日から寒い日が続ており、週末には-1℃の予報になっています。春蘭の花芽はこの寒さから身を守るため糖分を蓄えながら元気に越冬してくれるでしょう。今冬の遮光解除は１２月ではなく従来通り元旦に戻すことにしました。

師走の花芽（中国春蘭）

　春蘭の作場も冬バージョンにはしたものの例年になく暖かい日が続いています。ゆっくり休眠させようと思ってもこの暖かさが少し気になります。昨年花芽の出なかった中国春蘭のうち今年は５種に花芽が出ており、久し振りに確認したら大分太って来ていました。冬バージョンの自己流作場：毎年同じですが暗くするため屋根にシートを被せ、前面はヨシズで僅かに採光し水遣りは月３回にしています今春は花が見れなかった中国春蘭の花芽たちです翆蓋（荷花弁）西神梅（梅弁）富水春（水仙弁）緑雲覆輪（奇花）緑英（梅弁）毎年常連の３種も順調です宋梅（梅弁）大富貴（荷花弁）竜字（水仙弁）日替わりで気温が大きく変わる変な師走になりました。この冬はエルニーニョの影響で暖冬と言われていますが、ドカ雪の降ることもあるので要注意ですね。

今年最後の寒蘭

　今年も年の瀬に入り何となく気忙しくなって来ました。明日から二十四節気の大雪と言うことですが、今度の土日は２０℃まで気温が上がりそうです(@_@)。寒蘭は桃琳と日光の桃花２種で今年の最後となりました。早めに花茎を切って作場に戻し、遮光ネットとビニールで覆って来春までゆっくりと休ませて上げます。桃琳　軸は１本の方が良かったかも…毎年悩んでいます(=_=)日光　今年は花数が多すぎて花間がとれませんでした(>_<)一週間ほど玄関に冬バージョンの寒蘭の作場は毎年同じです暖かく風のない日は入り口を開けて風を通します番外編。先月移植した日本水仙の花芽が伸びています、今月中に開花するかも。これからは春蘭の方へ気持ちを切り替えます。開花の早い阿里山春蘭は１月中に花を観れると思います。

寒蘭開花　その４

　寒蘭は開花のピークが過ぎ今日が４回目のアップです。残りは開花間もない桃花２種のみになりました。今年は高温が続いたので寒蘭はかなり疲れたと思いますが、何とか頑張って花を見せてくれました。月末には作場を冬仕様に切り替え、ゆっくり休ませてあげたいと思います。無銘青花　花間、花形とも好みの青花です無名青花　踏ん張り咲きの個性的な花ですが今年は元気がなく来年に期待です丸姫　軸が伸びずやや作落ち傾向ですが何とか丸姫らしく咲いてくれました玄関の寒蘭は一週間交代です水遣りのため外へ出すと、嬉しいのか一斉に香りを放ちますこのところ気温の変化が大きいですね～真冬の気温になったり１０月に戻ったり、体の方はついて行くのが大変です。

寒蘭開花　その３

　今日は二十四節気の小雪、雪が降り始める時季に入りました。寒蘭の開花は今週がピークになりそうです。我家では土佐茜雲、日向の誉、神曲の３鉢が開花しましたが、日向の誉と神曲は花数が少なく来年に期待です。また、今年の神曲は残念ながら緑がのって白金鵄では咲きませんでした。土佐茜雲日向の誉神曲今年も玄関に寒蘭を飾っていますダイモンジソウも見頃を迎えました四国京子緑宝一昨日までは風が強く作場で寒蘭を咲かせることが出来なかったので例年通り家の中に取り込んで開花を待つことにしました。

寒蘭開花　その２

　今年の寒蘭は暑さのせいか、あるいは用土を替えたり肥料を減らしたせいなのか分かりませんが、全体的に開花が遅れた上に軸の伸びが悪く花数の少ない蘭が散見されました。今月もあと半月で冬越しの準備に入るので、例年よりも早めに花茎を切り取って来年の作に備えようと思います。二番目の開花は二鉢です。白鳳（青々花、刺毛素）ここ数年間ではやっと白鳳らしく咲いてくれました。無銘紅花　今年は軸が伸びず藪咲きになり弱弱しく咲いてしまいました番外編。先週の土曜日にビオラ中心の春花壇に替えました野趣のあるホトトギスは晩秋が似合います月と金星のコラボ　雲り空で撮るのに苦労しました（１１月１０日５：３７）狭い我家の庭には殆ど日が当たらなくなり、日差しのありがたさを感じる季節になりました。

立冬

　今日は二十四節気の立冬、いよいよ季節は冬に入りますが気温は２０℃の予報で過ごし易い一日になりそうです。昨日は２６℃まで上がり日中は半袖短パンでも暑いくらいでした。そんな中でも例年なら１０月下旬には開花する早咲きの寒蘭やツワブキが、気温に惑わされながらも一昨日にやっと咲き始めました。土佐産の無名青花：春に新用土で植え替えたせいか軸が短く花数も少なくイマイチと言ったところですが、用土に慣れるまでは２作くらいかかりそうです。良く見ると舌が大きいかももう一輪欲しかったかな軸もあと一伸び欲しい春蘭の気になる一鉢：根が増えて鉢が割れ、９月末に株分けした極紅の花芽は今のところ何とか持ち堪えているようです報歳蘭にも花芽が見えて来たので、そろそろ室内に取り込みます庭のツワブキ立冬になっても咲き続けている夏咲きエビネ(>_<)来週からは気温もやっと平年並みになるとか、他の寒蘭も咲き出すと思います

今年最後の花芽かも

　今年の春蘭はここまでのところ稀にみる上作で、根良し、葉良し、花芽良しの年になりました。昨年に比べ花芽の数も大幅に増え、このまま順調に行けば初花や十数年ぶりに見る花もあります。因みに今年の花芽の総数は１０/３１現在、昨年より２４本増えて過去最多の９０本でした。おそらく今年最後の花芽と思います。富水春（中国春蘭覆輪花）３．５号鉢に１０条見落としていた花芽。祥紅（日本春蘭赤花）の２つ目の花芽は初期遮光が出来なかったので綺麗な発色は難しいと思います。気になる一鉢：雪月花（覆輪花）。８月に花芽と思ったものは残念ながら押し子でした９月に出たこちらはおそらく花芽と思います、先月気付かずに植え替えたのでどうなるか分かりませんが咲けば１４年ぶりです３．３号鉢に７条寒蘭の現況（１０/３１）：開花はもう少し先になりそうです。先達のブログを参考にして今年は支柱を使わないで咲かせることにしました季節の花。今が盛りのホトトギス中にはベタ花も夏の花もまだまだ元気です１０/３１現在の花芽。日本春蘭＝１３種に４３本《東の光：１鉢/２本、歌麿：１鉢/１本、極紅：３鉢/１０本、燦宝：３鉢/３本、柴天竜：１鉢/２本、祥紅：１鉢/２本、雪月花：１鉢/１本、帝冠：２鉢/４本、日輪：２鉢/３本、緋鵬：１鉢/３本、舞妓：１鉢/１本、満月：１鉢/５本、女雛：３鉢/６本》中国春蘭＝１３種に４１本《呉鳳：１鉢/２本、翆蓋：１鉢/１本、西神梅：１鉢/１本、宋梅：３鉢/８本、大富貴：１鉢/１本、珍蝶：１鉢/３本、富水春：１鉢/１本、舞蝶：１鉢/４本、竜字：２鉢/５本、緑雲(覆輪）：１鉢/１本、緑英：３鉢/４本、朶朶香(桃姫）：２鉢/７本、朶朶香（黄花）：１鉢/３本》春寒蘭＝２種に６本《一条の誉：２鉢/４本、浩徳の花：１鉢/２本》

やっと来た花芽

　咲けば初花の花芽がやっと来てくれました。日本春蘭の舞妓と春寒蘭の浩徳の花です。この二つは花付きで入手してないので咲いてみないと本物かどうか分かりませんが、二つとも良い花芽が出ています。舞妓　（日本春蘭：茨城県産の赤花）３．５号鉢に７条立ち、２年木以前の葉にはなぜか先刷毛が目立ちます浩徳の花　(春寒蘭：高知県産の紅花）４．５号鉢に９条立　春蘭と同じ肥料と水遣りで栽培中番外編。　気になる一鉢：柴天竜２０１６の花　まずまずの発色でした２０１７の花　発色が悪かったです今年７年ぶりに出た花芽は２本、色の出し方が分からず軽くミズゴケを被せているだけです。僅かに紫色が見えて来ましたが良い色で咲いて欲しいものです。３．５号鉢に１２条立　季節の花。シュウメイギク　これは草丈２０㎝位の萎縮性ですミセバヤホトトギス昨日から二十四節気の霜降に入りましたが日中は気温が高く半袖で過ごしています。最近は１年の半分程が半袖で過ごせるようになって来ており、近い将来には春と秋が無くなるのかも知れませんね。

作落ち寒蘭の根作り

　長年寒蘭を栽培していますが、春蘭同様根作りがなかなか難しく試行錯誤を繰り返しているところです。今年の春からは旧用土に日光砂を混ぜ、肥料はマグアンプを止めてバイオゴールドの置き肥(４月と８月）だけで栽培中です。育成中の株で今年新芽が出たのは半分くらいですが、何となく根は上作に向かっているような気がします。以下は３月に根の状態が悪かった株の現況です。杭州寒蘭　今年３月の根の状態現在の葉姿　新葉３枚(約３０㎝）が伸びて元気に見えます素豊　今年３月の根の状態現在の葉姿　こちらも新葉３枚(約３０㎝）で元気です燦月　今年３月の根の状態現在の葉姿　新葉は２枚(約２０cm）だけですが出ただけでも良しとしています今年の４月から育成株の置き肥は試行的に２個にしました以下は番外編。早咲きの白鳳　軸が伸び上がり蕾の数が分かるようになりましたこちらは無名青花実が花火のように見える花火草(三時草）ユーパトリウムチョコラータ（葉がチョコレート色の西洋フジバカマ）ブログかＨＰか忘れましたが、寒蘭栽培の記事の中にどうしても肥料を遣りたければ番茶の出がらしで十分と書いてあったのを思い出しました。また、黒崎画伯の書物によると春蘭を用土の養分だけで栽培し毎年植替えている先達もおられるとか。さすがに私にはそこまでの勇気はありません。

秋の七草　フジバカマ

　日曜日は気温が１３℃台まで下がり、この秋の最低気温を更新しました。当地でもゆっくりと秋が深まっているようです。庭では秋の七草の一つ、フジバカマが寒暖差に誘われて白い花を咲かせて来ました。また、例年より遅れていた春蘭の花芽は今月に入ってからもポツポツと出ています。フジバカマ　日当たりの良い所では開花が早いです。この１週間に確認出来た中国春蘭の花芽。大富貴　４号プラ鉢に１０条立花芽緑雲(覆輪）３．５号プラ鉢に７条立花芽緑英　３．５号プラ鉢に５条立花芽　(秋子かも）日本春蘭や春寒蘭にも花芽の頭が僅かに見えていますが、確認出来るまでにはもう暫くかかりそうです。

小さな旅

（10/10に誤って削除したため再投稿しました）　９月２８～２９日で信州へ行って来ました。標高の高い駒ケ根市にある千畳敷の紅葉は例年なら今が見頃と言うことで期待して行ったのですが、濃い雲で視界が悪く残念ながら紅葉は見れませんでした。１日目の千畳敷こんな風景を期待したのですが…最初はこの程度見えましたが、段々と雲が濃くなり視界不良で散策どころではありませんでしたチングルマの紅葉観光客は屋内で待機していましたが天候は回復しませんでした吉兆と言われる天使の梯子、明日は良いことがあるかも２日目は好天に恵まれ、奥飛騨の平湯大滝（落差６４m）から上高地へ。道端にはゲンノショウコの赤花が咲いてました上高地は２１年前にも来ており今回は２回目です。標高は１５００ｍ位なので紅葉は来月中旬から下旬頃かと思います。焼岳の噴火で出来た大正池には穂高連峰が綺麗に映っていました標高2,455ｍの焼岳は活火山です田代湿原の草紅葉は少し色づき始めました田代池河童橋と穂高連峰梓川からの焼岳電車の時間があったので、大河ドラマで話題になった石川数正の松本城へ。最後は根が増えて鉢が割れてしまった極紅を思い切って２つに分けて植え替えました。鉢が２ヶ所から割れて水が行き届かなかったのか根も用土も大分乾燥していたので、花芽は心配でしたが早めに植え替えて良かったと思います。前回植替え時の根の状態　2022.03↓2023.09(１年半後）思った通り根は上作でした植替え完了、花芽は４本と５本に分かれましたが果たしてどうなりますか…上高地では日本人より外国人の方が多かったように感じました。海外からの観光客は間違いなく戻って来たようです。

秋の植替え終了

　春蘭の植替えをしながら根のチェックをしたところ、今回は全てが上作でした。この２年間は小さめの鉢に変更し、肥料はマグアンプ大粒（２年間持ちます）少量だけで栽培しましたが、根だけでなく昨年から花付きも良くなったように感じています。画像は２年前の植替え時に根の状態が悪かった１０株の比較ですが、運が良ければあと１～２作で花芽が期待出来るかも知れません。紅天の花2021．09↓　2023．09翆苑2021．09↓　2023．09↓　2023．09雪月花2021．09↓　2023．09南紀2021．09↓　2023．09明星2021．09↓　2023．09花芽らしきものが・・・ダメモトでミズゴケを被せて置きました汪字2021．09↓　2023．09翆一品2021．09↓　2023．09万字2021．09↓　2023．09朶朶香：金花2021．09↓　2023．09番外編。夏咲きエビネ：暑い日が長かったせいか例年よりも元気がありませんトレニア（ナツスミレ）：涼しくなり花色が濃くなって来たようですカマキリ：毎年我家で命の引継ぎが行われています明日から2日間、長野県へ紅葉を見に出かけます。今年は気温が高いので紅葉には少し早いかも知れませんね。

今年は根が元気です

　春蘭も寒蘭も今まで根作りには色々苦労して来ました。今年は減肥の効果なのかそれとも暑さのせいなのかは分かりませんが、表土から根が飛び出している鉢が多見され、例年になく元気そうです。花芽の方は春蘭と春寒蘭に新しく確認出来ました。日本春蘭《極紅》：篠は１４～１５条ですが、４．５号の楽鉢が元気な根で見事に割られてしまいました(笑）、花芽が出ているため植替えは来春まで持つことにします。日本春蘭《帝冠》：根が表土から飛び出ています（花芽あり）中国春蘭《宋梅》：飛び出した根は２本です（花芽あり）寒蘭《日光》：同じく根が飛び出ています（花芽あり）新しく確認出来た春蘭と春寒蘭の花芽。柴天竜（軽くミズゴケを置いたので光合成はしていますが新芽かも・・・）西神梅春寒蘭　一条の誉益々元気なヒマワリ、サンビリーバブル週末には熱帯夜から解放されそうでホッとしました、そろそろ春蘭の植替えが出来そうです。

遅れて出た花芽

　９月も中旬に入り、２～３日に１回は春蘭や寒蘭の株元を覗くようにしています。前回以降、春蘭は朱金色と複色に花芽が見えるようになり、寒蘭の方は今年は無理かと思っていた紅花にもやっと花芽が来てくれました。日本春蘭の花芽。日輪（複色）花芽は２本確認出来ました燦宝（朱金色素心）　遮光しなかった燦宝の花芽（これからの遮光でも発色はＯＫかと）寒蘭紅花の花芽。土佐茜雲日向の誉番外編。異常な気温のせいか石斛が季節を間違えて咲き出しました前回とは別のペンタスも元気に咲いてます露草（別名ホタルグサ）　涼しさに誘われて元気に咲き出しました日中は相変わらず真夏日が続いていますが朝晩は僅かに気温が下がり、集く虫の音に小さな秋を感じられるようになって来ました。

中国春蘭の花芽

　明後日は二十四節気の白露ですが、真夏日も熱帯夜もまだまだ収まる気配がありません。そんな中でも蘭姫たちは季節の確かな移ろいを感じており、中国春蘭にもポツポツと小さな花芽が見えて来ました。中国春蘭の花芽（新芽かも知れませんがおそらく花芽かと）。汪字翆蓋宋梅珍蝶舞蝶竜字糸蘭　呉鳳朶朶香　桃姫朶朶香　黄花番外編。まだまだ元気な我家のペンタス咲き始めは赤で途中から覆輪に変わります中国春蘭は初期遮光をしないので簡単に花芽の確認ができるのがいいですね。中国春蘭も肥料はマグの元肥だけですが生育は順調そうに感じています。

日本春蘭の花芽

　今週の日曜日に遮光中のミズゴケを外して一通り花芽を確認しました。花芽は未だ小さかったですが全体的には先ず先ずだったと思います。鉢は極紅だけが4.5号の楽鉢で、他は3.3～3.5号のプラ鉢です。鉢は小さい方が根作りだけでなく、花付きにも良いような気がします。また肥料はマグだけで栽培しましたが、今のところ結果は良かったと思います。　東の光(赤花）花芽は２本、昨年花付きで購入したので来春咲けば初花です歌麿(赤花）花芽は１本ですが咲けば初花極紅(赤花）花芽は７本祥紅(赤花）花芽は１本緋鵬(赤花）花芽は３本女雛(赤花）花芽は３本満月(黄花）花芽は３本番外編。厚さと日照りで葉先が焼けたホトトギス日照りが解消され再び花が咲き始めたチェリーセージミニバラも繰り返し元気に咲いてます日本春蘭の花芽は減肥のせいか昨年より数の減った株もありましたが初めて花芽の来た株もあり、暫くは今の栽培方法を継続するつもりです。