らんらんママの育児日記~不登校を行く~

先日観た、この動画。
欅坂46センターだった平手友梨奈さんの、
最後の『不協和音』。
2016年紅白歌合戦の舞台裏です。
体調不良なのか、
精神的にも辛いのか、
出演直前まで点滴を打ち、
ギリギリのモチベーションだったのでしょう。
他のメンバーから遅れて、
スタジオ入り。
側にはスタッフさんがつきっきり。
離れた場所で何やらスタッフさんと話し込み、
ステージに上がる前には、
メンバーに励まされ、
手をひかれ、
肩を抱かれて歩く姿。
けど、てちさんは泣いている。
辛そう、今にも壊れそう。
それでもステージへ歩いていく。
これを観た時に、
あれ?
何か見たことあるような…??
あ。
『学校に行きたくない』
って、言っていた頃の娘の朝の姿だ‼️
私から『頑張って行くだけいってみよ』
と説得され、
近所の友達や、
クラスの皆に手をひかれて歩く娘。
けど、その表情は、
悲惨そのもの。
てちさんのこの動画。
あの当時の娘を見ているようで
涙が出ました。
今は、てちさん、
一人のアーティストとして活躍中。
番宣や告知もありますが、
TVにもたくさん出演されています。
そのなかで見せてくれる笑顔。
なんてかわいい‼️
その姿に安心し、
この子はこんなに笑える子なんだ!
と驚きました。
まるでてちさんの母親の気持ち。
欅坂46では、
センターの重圧が辛かったのでしょう。
脱退という形をとり、
欅坂46から離れたてちさん。
今は違う形で、
自分の道を歩まれています。
不登校になった4年生の春頃に、
欅坂46『不協和音』を知り、
歌詞のダークさ、
他の歌のメッセージ性が、
自分と同じだと、
以来、
娘は欅坂46を大好きになりました。
てちさんの突然の脱退に、
娘の心は大丈夫かなと、
母として心配もしましたが、
大人が騒ぐよりも冷静に受け入れた娘。
てちさん脱退後も、
欅坂46及び櫻坂46が大好きです。
推しメンは変わりましたが。
娘のなかでは、
てちさんは神扱いです😄
てちさんは、
こうしてたくさん娘に、
生きる力をくれています。
学校を脱退(笑)した娘。
てちさんのように、
自分の道を歩いていけますように。
二分の一成人式に間に合うようにと、
冬休みの間に、
親から子供へ手紙を書く宿題が、
親に出されました。
サプライズで渡すから、
内容は秘密でと。
うーん、困った。
日頃から自宅で
娘と過ごすから、
言いたいことも言ってるのに、
今さら手紙かぁ。
悩みに悩んで書いた内容は、
昨年のことで
ほとんど記憶にないのですが、
『あなたにとって、
今の世の中は生きづらいでしょう。
けど、あなたの命は大切です。
生きていてくれるだけでいい。
"君は君らしく生きていく自由があるんだ。
大人たちに支配されるな"』
と、娘の大好きな欅坂46(当時。現在櫻坂46)の
『サイレントマジョリティー』
の歌詞をつけて
締めくくりました。
どんな思いで読んだかは分かりません。
他のみんなと肩を並べて
読んでいましたが、
手紙の内容としては、
娘は全く他のみんなと違うと思います。
娘は、
不登校になる直前まで、
よく私に手紙をくれていました。
『お母ちゃん、お仕事頑張ってね。
蘭ちゃんも、勉強頑張るね。』
よくある内容だと思います。
けど、
かなり頻繁に書いてきた時期がありました。
きっとそれで
SOSを出していたのでしょう。
手紙を書くことで、
己を鼓舞していたのでしょう。
不登校になってからは、
手紙は書かなくなりました。
書く必要が
なくなったのでしょうね。
小さなSOS、
キャッチは難しいですね。
①の続きになります。
二分の一成人式の前日夕刻。
私のスマホに着信が。
『もしもし?蘭ちゃんのお母さん?』
誰?
『私、Sです。お久しぶり~☺️』
あー‼️
娘の1年生の時の担任の先生だ‼️
2年生になる時に
他校へ転任されました。
『蘭ちゃんが学校に行ってないって聞いてねー。
明日の二分の一成人式、私、来賓で
招待されてるんよ。
普通は行かんのやけど、
久しぶりに蘭ちゃんに会いたいから、
行こうかと思ってるんよ~☺️』
娘は入学早々、
登校渋りが続き、
かなり迷惑をかけたS先生。
いつも、子供達に寄り添って、
『えーんよ、えーんよ、何もできんでも。
1年生じゃーね、かわいいかわいい❤️
勉強なんてしないでもええんよ、元気が一番よ‼️』
と、授業も楽しかったおばちゃん先生でした。
娘もS先生の事は大好きでした。
『娘は学校に行ってないです。
二分の一成人式は一応行くつもりではいます…
先生が来てくれたら、
娘も安心すると思います』
と振り絞るように応え、
私は涙が止まりませんでした。
二分の一成人式当日。
私と一緒に、
式の開始時間に合わせ、
会場となる体育館へ。
子供達は既に体育館へ集合していて、
並んで座っている。
その中を娘と私は
保護者席へ。
『あ、蘭ちゃんだ!』
と、ザワザワする子供達、
娘に皆、手を振ってくれている。
座席は保護者席の一番端に2つ。
私と娘の席が用意してありました。
(夫は仕事のため欠席)
これは、
私と娘の希望した座席。
子供達と保護者席、
向かい合うような配置です。
そして、S先生がいらっしゃいました。
S先生は来賓席が用意してあったのですが、
『私はここがいい‼️』
と、娘の隣に座ってくれました。
『元気かね?
今日は蘭ちゃんに会いに来たよ~😍』
と娘に話しかけてくれていました。
そして、
式は粛々と進みました。
子供達の、
一糸乱れぬ歌や言葉。
そして、
子供達一人一人が、
将来の夢を発表。
キビキビした態度。
娘は何も言わず
じっと式の様子を見つめていました。
S先生は
『こうして、人前で一人一人言うのを
嫌がる子供もいる。
このカタチが一番良い訳じゃない』
と言われていました。
たしかに。
そして約束通り、
最後の歌の前に、
一番仲の良い友達が、
娘の席に娘を迎えに来てくれました。
これで、
歌って終わりかなと。
やれやれ。
甘かった…。
しかも、娘が連れられて行って、
座らされた場所、
保護者の真向かい😫
ないわー、それ、ないわー。
さらにその歌の後に、
子供達から自分の親に
サプライズプレゼントのイベントが⁉️
娘から私への、
サプライズプレゼントは、
当然ないです。
当たり前です。
準備もしてないんだから。
みんなが
親に渡しに行くなか、
手ぶらで来たバツが悪そうな娘。
『先生から、
式があるから、書きなさい
と言われて書くような手紙や
プレゼントはいらんよ。
お母ちゃんは、
蘭ちゃんが、書きたい時に書いたものしかいらんよ』
と声をかけました。
気丈にまたみんなの場所へ戻る娘。
今度は
親からのサプライズの手紙を、
担任から渡すイベントが入った‼️
手紙は冬休みの親の宿題として、
出されていました。
私は一応書いて、提出しました。
サプライズの手紙を
子供達に読ませる時間をとって、
涙を頂戴し、
更に、
担任からのお祝いの言葉もあって、
式終了って、
聞いてないわー。
その間、
娘が、ムダに長時間、
保護者達の前におらされるなんて、
聞いてないわー。
どのタイミングで、
私の横に戻そうかと、
ハラハラ。
『蘭ちゃん、大丈夫かな?』
とS先生も心配してる。
やっとのタイミングで、
保護者席最前列の娘の真ん前まで行き、
必死に手招きをし、
無事娘帰還。
そして、
子供達の拍手の間を縫って、
親が先に退場というね。
え?
私と娘、
どんな表情でそこ通ったらいいの?
無です、無。
退場後、
S先生とLINE交換をした娘。
最後まで娘の隣にいてくれ、
ありがとうございました。
二分の一成人式、
誰のための式なのか。
親へのセリフも、
式の内容段取りも、
全部先生が作ったもの。
一糸乱れぬ姿に、
将来の夢をきちんと言う姿に、
立派になったと涙する保護者も
大勢いらっしゃいました。
いや、
ほとんどの保護者の方が
そうなんだと思います。
けど、私は違和感しか感じなかった。
こんなに、みんな、
同じ方向を向かなきゃいけないのかと。
親として
子供を育てるのは、
当然であり、
無償だと思っています。
たかが10年生きただけの子供が、
親への感謝の気持ちを、
どれだけ持ち合わせるのでしょうか。
私はとってつけたような
『ありがとう』
はいらない。
親に感謝したいと、
心から思った時に、
『育ててくれてありがとう』
と、その子のタイミングで言えばいい。
そして、
この輪の中に、
もう、娘は入れないと、
改めて思いました。

