こないだ
バイトしてたら
ラジオから聞き慣れた声がして
なんだなんだと
びっくりしていると
なんと
ダイスケ君が
ゲストで出てるじゃないか
しかもナックオンタウン!
俺が大好きな番組
いつもバイト中
ちんたらトナーを磨きながら聞いているナックオンタウンに
デビューおめでとうー☆
とかいったテンションで土屋氏に迎えられて生演奏までやっちゃって
いや~
歌もギターも上手いね~
とか言われてんじゃないのよさ!
ズガーン!
これはショック!
俺はバイト中眠気をまぎらわすため
しょっちゅうナックオンタウンにゲストで出て
なおこさんと談笑する妄想をして
へらへらしてたのに
こいつ(ダイスケさん)
ちゃんと現実にしやがった!
ぐはー!
やられたー(@_@)
すげーよ!
ダイスケさん
かっこいいぜ!
ダイスケさん
ほんとにめでたいよ!!
いやいや
俺は嬉しくなってしまい
終始ニヤニヤしながら聴いてしまった
が
それと同時に
俺は何をやっているのだ!
という
自分に対する怒りのようなものが込み上げてきた
ダイスケ君は
ほんとに頑張っているよ
ユメのため
愛すべき音楽のため
さまざまな忙しさの合間をぬって
日々路上をやったり
ライブをやったり
曲を作ったり
その他にもきっと俺の知らないところで
ものすごい努力をしてきたんだよ
それはもう
寝る間もおしむような感じだったにちがいねぇ!
それに比べて
なんだ俺は
バイトが残業残業で~
忙しくて~
帰ってくんのも遅いし~
てか疲れてるし~
コタツあったかいし~
あと金無いし~
てか
深夜番組ちょ~おもしろくない?
て
馬鹿か!?
なんだその体たらくぶりは
言い訳してんじゃねぇよ!
バイトもユメも金が無いのも
全部自分が決めたことじゃないか
あるギタリストは
朝から晩まで働いて
そこから明け方まで
ギターの練習をして
ちょい仮眠をとり
また朝から働いてを繰り返していたという
いや
さすがに
それは
ちょい
無茶じゃない?
とか
正直
その話
ちょっとだけ
尾ひれつけてない?
とか
ちょっと思ったけど
その人はリアルな話
素晴らしきギタリストになってるわけだよ
うん
自分が
本気でやりたいと思ったら
おかれた状況なんて関係ないんだよ
自分が歩きたい道のためなら
どんな困難でも切り開いていかないとだめなんだよ
弱音なんて吐いてる場合じゃないし
何かのせいにしてる場合でもないんだよ
うむ
人生なめてんじゃねぇぜ?
中村ケーシ!
そう思った瞬間
頭の中で
サザエさんでは
守護神的存在
あの波平さんが
バカモン!と
拳を振り上げ
ちゃぶ台にその拳を叩きつけた!
目が
覚めた気分だった
何故か
涙がでそうになった
へへへ
いやいや
ダイスケさんには
すっかり教えられちまったよ
まぁ
勝手にびっくりして
嬉しくなって
怒って
感動しただけなんだけどね
でも
俺はあなたに出会えた事をほんとに感謝するよ
危なくこのまま腐って肥やしになってしまうとこだったよ
うむ
ありがとう
ダイスケさん
いつか
あなたと同じステージの上にたてる人間になって
直にお礼をいいに行くよ☆
さぁ
そうと決まれば
大忙しだ!
今月はワンマンもあるし
渋谷や幡ヶ谷でライブ
パパビートでは佐川にむじな
それに
秋川では
子供劇場のイベントにも出演するし
しかも
その日は事前に応募された詩のなかから
一つ選んで曲を作るなんてゆうなかなかな企画もあるし
やらなきゃならないことがいっぱいだぜ!
ダラダラしてる時間はないぜ
イェア!
よぉ~し
いっちょやってみっか!
腐りかけていた中村ケーシは
こうして完全に復活をとげ
意気揚々とバイトから帰宅した
そして
もはや休むことを知らないその体は
コタツに滑り込んだ瞬間
ナンプレメイト12月号のプレゼント問題にとりかかるのだった!
当てるぜ!
スムージーミキサー!

