今回もシルバー・バーチの霊言集からの4つ抜粋してみました。

(問)魂は肉体の内部にあるのですか。

答「魂については、内とか外とかという言葉は妥当ではない。魂には内もなければ外もない。魂は全空間に充満している。魂とは意識である。魂は肉体によって限定されるものではない。それは無限を行き来し、進化の高所にまで達し得るものである。もし皆さんの魂が、幽体で遙かに旅行するとすれば、皆さんの魂はどこにあると言えるのか。皆さんは現世の物差しでこれを考えようとする。だが私達霊界人には、そんな面倒なものはない。魂には限定された空間というものはない。我々の意識は心の赴くまま、地上世界のどこででも活動することができる。」

 

 (問)魂と霊とではどう違うのですか。

答「名称などはどうでもよろしい。辞書は人間の作ったもの。唯私の場合は、魂とは内在の神、霊とは魂を宿しつつ自己を表現している媒体をさしている。ただし、人によっては別の名称を用いる場合もある。」

 

 (問)媒体から離れた霊とは、どんなものですか。

答「霊とは神の分身、向上につれ次々と媒体を使って自己を表現している神の分身。この自己表現と切り離した霊について、私共は何も知らない。何となれば、霊が自己表現をして初めて、我々は霊を知るのだから。」

 

 (問)私達の意識とは、なんですか。

答「意識とは、正邪を見分ける魂の一部、秤(はかり)がどちらに傾くかを教えてくれる標準器。即ち、人間の魂の指標である。」

 

魂・霊・意識について記されています。私自身もこの事については漠然としていました。要するに魂とは神様とつながっている神様の一部ということのようですね。そしてその神様につながった魂を宿した自己を表現する媒体が霊だと言われています。なるほどと得心することができました。更に意識とは魂の一部で善悪どちらに意識が傾くかで、その人の行いが決まるということですね。故に人間の魂の指標となるわけなのですよね。内なる魂ということは、内にあるわけではなく、神様と繋がっている魂ということなのだと思います。霊というと、なぜか実体がないように感じますが、霊とは魂を宿しつつ、向上するに従い次々と媒体(エーテル体や幽体、霊体など)を使って自己表現する神様の分身として実体があるのとのことです。シルバー・バーチ霊が言われる私達人間はみな霊と言われることに、心で理解することができたように思います。そして意識については常に神様と繋がった魂を意識しながら、神様の摂理に適う行動をしていくということなのだと思います。なぜか今回魂・霊・意識についてス〜ッと心に落ちたのです。真の意味で理解できたことに、充足感で心が満ち足りていました。

神様、誠にありがとうございます。