今回も「質問に答える」の中からの抜粋

ーー各自に守護霊がついているということですが、もしそうならば戦争の最中において守られる人と守られない人とがいるのはなぜでしょうか。

「その時点での諸々の事情によって支配されているからです。各自に守護霊がいることは事実ですが、ではその事実を本当に自覚している人が何人いるでしょうか。自覚が無ければ、無意識の心霊能力を持ち合わせていない限り守護霊は働きかけることはできません。霊の地上への働きかけはそれに必要な条件を人間の方が用意するかしないかに掛かっています。霊の世界と連絡のとれる条件を用意してくれれば、身近な関係にある霊が働きかけることができます。よく聞かされる不思議な体験、奇跡的救出の話はみなそれなりの条件が整った時のことです。条件を提供するのは人間の方です。人間の方から手を差しのべてくれなければ、私たちは人間界に働きかけることができないのです。」

 

私達人間にはみな背後にご守護霊様が見守っていて下さっています。けれど、いろいろな場面で、助かる人と助からない人がいるのは事実です。まさに戦争では如実に感じられたことだと思います。そのお答えとしてシルバー・バーチ霊は、人間にはみなご守護霊様がおられることは事実と言われております。でも、人間側でその事実を認識している人、自覚している人はかなり少ないのではないかと言わざるを得ません。この先のお言葉は初めて知りましたが「自覚が無ければ、無意識の心霊能力を持ち合わせていない限り守護霊は働きかけることはできません。」と言われています。そうなのかと得心した次第です。やはり人間側で必要な条件を用意できなければご守護霊様とて働きかけることができないということなのですね。不思議な体験や奇跡的に助かったなどの話はその条件が用意できていたからなのだと得心しました。ということは、私達夫婦のあの旅行での体験は、その条件が整っていたからなのか、無意識の心霊能力を持ち合わせていたからなのか、どちらにしても、ご守護霊様が働きかけて下さったおかげなのは言うまでもないので、はっきりと確信できて、改めて感謝の思いで一杯になった次第です。